夏惜しみ…といえば、今年は出番がなかった「団扇」と「畳枕」…いまごろ出して使う(;´д`)。/旧暦6/30・庚辰

天気予報によれば、東日本は、マジ夏は終わり?

ええっ!ホント!?
と、頭の中では、夏のやり残しを総ざらいして…。

あっ!これを出すのすら忘れてたっ!

来民団扇

夏なら、大稼働する来民の「団扇」
一昨年、景品にもらったりした、イケてない団扇を全部処分。
これ一つで毎夏を乗り切ろうと思って、けっこう大枚はたいたものです。

これは熊本県の伝統工芸品の「来民渋うちわ」。

来民団扇のたとう紙

このような、専用のたとう紙に包まれて売られてました。

ちなみに、「来民」「京都」「丸亀」は、団扇の3大産地で、その中から迷いに迷ってこれをセレクト。

水玉が可愛い!

来民団扇

と思ったし(といっても、ほかの色柄も豊富ですが…)、「来民(くたみ)」=「民が来る」という意味で商売繁盛の縁起物ってのもいいなと思う。

パタパタ扇だ風が、いいモノを運んできそう。
加えて、「来民」は、熊本県の北部に実在した町名というのも惹かれた理由。

それをなぁ。
一度も出さずに、夏を終えるとこでした(-_-;)。

同じく出さずじまいだった「畳枕」とともに、三尺寝でもするか…。

そうそうこの枕も今年は不使用。

畳枕と団扇

やっぱ、カラっと日差し強く、見上げれば入道雲に蝉の声…みたいな日々じゃないと似合わないモノたちなんだよねぇ。

ちなみに「三尺寝」は、夏の季語。
暑い日々に体力回復するため、日陰で、ちょいと昼寝する職人さんたちを想像させるコトバですが、苦手な夏に、数少ない好きなコトバ。

今年は、そんなちょい昼寝じゃあ、体力回復もままならない。
湿り続きの夏でした。

だから、エアコンつけて、夏にしては、やや長めの睡眠。
しかも冷えないようにやや厚着…だったりもして、ああ、団扇使う暇ありませんでしたねぇ…と、やや寂しい夏の終わり。

…ってホントに終わる?(←夏…苦手なんですが、別れ難しな感じですね)

◆今日は、2017年8月21日/旧暦6月30日/水無月庚辰の日/月齢28.7日
◆日の出5時04分 日の入18時24分/月の出4時09分 月の入18時02分