本を読み気に入ったフレーズや知識をメモするノートを数種類作っています。
ひとつは、無印良品の文庫サイズのメモ帳。
雑誌や本を作るとき、束見本というものを作るのですが、その文庫バージョンを商品化したものと思われるもの。
文庫のカバーをとった状態で外も中も何も印刷されていない。
週刊誌サイズとか新書サイズとかいろいろあるようです。
毎日持ち歩き、暇を見ては本からここにいろいろ写す、感想や自分の思いつきも書き込む。
雑誌や広告の企画を考えるときこれがものすごい威力を発します。
若干、開きが落ち着かないのが難点で、自宅でメモる時はペーパーウエイトが必要。
ふたつめは、各テーマごとのノート。
これも結局は無印良品のA4サイズの10冊パックのものを使っています。
ノートの定番って気に入ったものがあっても、すぐ廃盤になる傾向ってないですか?
無印のノートは永久定番にしてほしいです。
テーマは、食、環境、経済と起業関連...、
一冊の本の内容をきちんと理解したいと思ったときにそれぞれのノートにまとめます。
昨年の春ごろから続けているテーマのノート「休みの国」というのが、もっか一番のお気に入り。
一番最新の「休みの国」ノートには、以下の本の内容がまとめられています。
●『イギリスではなぜ散歩が楽しいのか?』
渡辺幸一著
→ロンドンの奇跡の住民による再開発、コインストリート運動のことはここで知りました。
→かつて企業戦士のごとき著者が、営業マン時代のノウハウを農業に活かし、週休3日(だったとおもう)で、会社員時代より多くの収入を得た。そのノウハウを惜しげもなく公開した内容のもの。
●『生活大国イギリスの知られざる習慣―大人のためのスピリチュアルライフ』」井形慶子著
→幸せになるための真実はひとつではないと考えるイギリス人。
霊的なもの、目に見えないものもその生活の中にごく自然に受け入れる豊かな生活ぶりが描かれた本。
●『日本をロハスに変える30の方法 ― BUSINESS LOHAS (講談社BIZ)』NPOロハスクラブ著
今はやりのLOHASのことがわかりやすくまとめてあり、LOHAS的なビジネス例も知れる。
●『続々と、旧暦と暮らす』松村賢治+風力5著
→日本人にとっての旧暦の意味がすごくよくわかります。
がむしゃらすぎる私の周囲がなんとなく悲しい…
それは、このところずーっとの私の落ち着かない気分の理由で、その対極にある「休む」ということをマジで考えたら
そこから抜けられるのでは?とある日思いつき、その気分に合うと勝手に決めた内容の本をまとめたって感じでしょうか?
私たち日本人って、休むこと罪悪感もってますよね?
毎日が夏休みだったとしても(お金の心配はないと仮定して)、小学生の頃のように当然の顔して毎日悠々と前向きに休んでられる日本人の大人ってどのくらいいるんだろう。
夏休みの日々のように毎日わくわくして生きても、お金に困らない生活。
そんな「ありえない!」って思っていた生活が、上記の5冊の本には描かれていると私は思うのです。