今日は「ビスケットの日」。ということで、勇んで買ってきました今年の逸品。/2/28=旧2/3・丙戌

2月28日はビスケットの日と知って…。

年に1回今日はビスケットを買う日と決めたりしている私。

ってことで今年もいそいそと買ってきました。

カラメルビスケット

今年は、ベルジャントレジャーの「カラメルビスケット」
ベルギーの伝統的なお菓子ってとこに惹かれたんですが(あと、材料に乳製品が入ってないとこ。←なるべくとらないようにしている)

ビスケットの中身

中身は、かなり食欲をそそる色カタチ…と模様。
美味しそう。

で、なんで年に1回?

いやいや、あるとついつい食べちゃうからってことで、自粛のつもり。
お菓子系…特に洋菓子系が食べたければ、カフェでいただくとしております。

和菓子はブログネタとして時々、家でいただくけどね。
ってことで、今日のビスケットもブログネタのため、だけどせっかくの記念日なんで、多少金に糸目はつけないことに…。

…って、今年のはこれで250円か( ´艸`)。

ビスケットの日があるのは、水戸藩士の蘭医・柴田方庵のおかげ

「ビスケットの日」の由来は、<1855年(安政2年)の今日が、長崎留学中の水戸藩士&蘭医・柴田方庵が、「パン・ビスコイト製法書」を同藩の萩信之助に送ったその日だったから>なんだとか。

で、これこそが、ビスケットの製法を記した日本初の文書!

ふーむ。
なんか、こう…記念日の由来探したらこじつけ臭くなったってゆうか。

しかも、水戸藩士にして、当時のニューウェイブ系お医者様というのに、後世に名を残したのはビスケットの製法のためってのも…。

柴田方庵=日本で初めて牛痘接種をしたひとり。
ビスケット=兵糧として、水戸藩が重視。

ああ、そうゆう深い事情があったのかぁ…。

しかも柴田方庵な名を成してるのは、ちゃんとした医術による。

「牛痘接種」は、幕末期までの長い間日本で何度も大流行した天然痘(高致死率!)の予防接種で、柴田方庵は、江戸医療界では、ひそかにパイオニアのひとりとして名を遺した方。
けしてビスケットだけで有名な方というわけではありません。

しかも、今は、ただのおやつのビスケットも、江戸の当時は、水気の少ない保存食。
水戸藩は、戦の際に役立つ兵糧として、大きく期待してたんだとか。

こうして深堀すれば、こんなお菓子の記念日に、パイオニアたる科学者のキャスティングと、藩を上げての深い事情が横たわっていたわけですね。

そして、その日が今日になったのは。

柴田方庵センセイが、<無事「ビスケットの製法」を水戸藩に送った>と、日記に書き記した日が2月28日。
なんだって、やっぱ、けっきょくつけたし臭いなぁ。

まあいいか。

おかげで、美味しいビスケットを一年に一回。

コーヒーとビスケット

美味いコーヒー入れて、ゆっくり楽しむこととします。

◆今日は、2017年2月28日/旧暦2月3日/如月丙戌の日/月齢1.5日
◆日の出6時13分 日の入17時35分/月の出7時10分 月の入19時18分