今日は、勝手に『古事記』の日。いやいや、確かな理由はありますよ。とにかく古事記のカミサマを巡る一日に。/3/9=旧2/15・乙未

『古事記』は、712年(和銅5)年1月28日完成。
それって、新暦だと3月9日なんです。

というコトで、今日は、古事記の日と勝手に決めている次第。

そしてそんな一日なら、手に取る本は、この一冊。

古事記ゆる神様100図鑑

古事記ゆるカミサマ

って昨年とおなじじゃん?
そうなんですよね。

辞典形式なんで、実は全部読み通せてないし、ここは、ぱきっと、今日読み切っておきたい
…なんて思いまして(^.^)。

もちろん、『古事記』のストーリーを確認するため
この一冊をわきに置き。

池澤夏樹訳『古事記』です。

古事記を2冊

この組み合せって、案外楽しい。

たとえば、雛祭りにお参りに行った荒川区の素戔嗚神社が祀る、スサノオオオカミさん。

まずは、このカミサマのことを、『古事記 ゆる神様100図鑑』で引いて…。

古事記のスサノオさん

イザナキが黄泉の国から帰って、川で禊をしたとき生まれたアマテラスさんと一緒に生まれたカミサマかぁ…と復習。
そのままその生誕の物語を『古事記』で探し拾い読み。

で、「ああ、だから、境内に桃の花を飾るのか?」と思う。

黄泉の国から追ってきた<8人の雷神率いる黄泉の軍勢>に桃の実を投げて、無事生還できたのが、イザナキノミコト。
(なんで、わざわざ黄泉の国へ行き、追われることになったかは知ってますよね?知らなければ、ぜひ『古事記』をご一読を)

このカミサマが生還できなければスサノオさんは生まれなかった?
⇒ってことで、素戔嗚神社は桃の花を境内に飾り
⇒桃関連でお雛様かぁ。

と…この勝手推測が楽しいのです。

さてさて、ということで…。

今日はこの2冊をもって外出ということで…。

となると、池澤夏樹訳『古事記』が重すぎ。
今日はサブテキストの位置づけなんで、いったん置いてく?

おっと!電子書籍化されたんだぁ。
となったら、わが読書ライフもkindle化する?…とか、思ったり。

とにかく今日は、そういった意味で「古事記の日」です。

◆今日は、2017年3月9日/旧暦2月15日/如月乙未の日/月齢10.5日
◆日の出6時01分 日の入17時43分/月の出14時22分 月の入3時34分

↓この神社に祀られてるのはこのカミサマかぁ!がわかる一冊。もんくなく楽しい。