七十二候は「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」の時期です。(12月2日~6日)
暦は、「柑橘の実が、熟して黄ばみ始めるころだ」と言っています。
「橘」=日本自生の柑橘種「橘(たちばな)」に種類を限定する説もあって。
それにのっとれば、「橘の実が熟し始めるころ」ってことですが、まあどっちでもいいかなぁ~😊。
我がご近所でも、黄色い実りが目立ってきました。
これは夏みかんだろか?
この種は、こうしていまごろ色づくけれど、まだまだすっぱすぎて食べられない。
初夏までじーっと待って、やっと食べられるんで、「夏みかん」という名になったとか。
他にも、しばしそぞろ歩けば、柚子やら金柑やらもちらほらと目立つ、我が街です。
庭のある個人宅が多いので、やっぱり庭木に柑橘…ってことですか。
羨ましいなぁ~😊。(←母の家ある東北は、柚子がやっと北限ギリギリ。柑橘のある庭はレアです)
やっぱり、「橘」も見ときたいよねぇ。
…と思って、晴れた日に皇居の庭へ行ってみました。
場所は、本丸跡の天守閣石垣近くの一角。
その石垣を背に、右手の島に、けっこう大きな橘の樹があります。
たしか10月中旬ごろには青い実がたくさん実ってたはずですが…。
ああ、黄色いドットがたくさんみえます。
近寄れば、黄色くしっかり熟してますね。
さらに寄って…。
たわわに実ってる場所も😊。
さぁて。
こうして、冬の入り口に柑橘を眺めていると、脳裏に浮かぶのは「鏡餅」…。
ああ、いよいよ師走な感じのはじまりはじまり…ですねぇ。
◆今日は、2018年12月2日/旧暦10月25日/神無月戊辰の日/月齢24.8日
◆日の出6時32分 日の入16時28分/月の出1時00分 月の入13時36分