やはりTVドラマのせいもあり、『東京バンドワゴン』再読!

これって、TVドラマ「半沢直樹」を観たら、無性に池井戸潤モノが読みたくなった現象に似てるのですが、TV「東京バンドワゴン」を観たら、シリーズを最初から読みたくなった。

…っても、ちなみに、シリーズはすでに第8弾。
最初から読むには、ちょっと時間がもったいないか。
っうことで、東京バンドワゴン公式ページ(?)にある表紙の絵&タイトルと我が家の蔵書を引き比べたところ、私も5巻目まではちゃんと追っていたようです。

未読の6巻目から読むことに。

『東京バンドワゴン6』

ちなみに、この作品とはこんな出会いをして読み始め、こんな妄想も抱いたりして、その後新シリーズが出るたび読んでいました。

が、装丁とタイトルが似すぎているもんだから混乱必至。
けっきょく、どこまで読んだか解らなくなって遠のいたって感じでしたねぇ…。

再読し始めれば、6巻目に至ってもばっちり面白く、けして飽きて読書を辞めたわけではありません。

一方、怠惰な読者のことなど一向に気にせず(あたりまえ)、物語はその面白さを保ったまま。
いやはや、すごいパワーを持った物語です。

ところで…。

TVドラマ化されると聞いて、気になったのは、あるキャラクターを誰がやるのかということでして…。

この話は、東京の下町に老舗の古書店(とカフェ)を構える、4世代の大家族の物語。

その家族のひとりである、往年のロックスター我南人(がなと)というのが、もう非常に魅力的

シリーズ1を読んでた頃より、TVドラマにしたら合う話だなと想像しつつ、このヒトをやれる役者なんているのかねぇ...などと、思っていたものでした。

で、それを安全地帯の玉置浩二さんがやる。
そして、すごいはまり役です。

なんか、何度もオファーを断ったあげぐにオッケーしたとかをニュースにて読みましたものの、たぶん玉置浩二の出演がなければ、このドラマは、そうとうしょぼいものになったんじゃあないかなぁとさえ思えますね。

ちかごろは、エキセントリックで変な人(いやすみませんっ!)としか思えない方でしたが、ここにきて面目躍如。

この10月からのテレビドラマは、ほぼ全滅にて、TVに時間を盗まれない生活を謳歌する私ですが(7-9月期は辛かった・笑)。
このドラマのみは、毎週かなり楽しみにして、原作のほうを振り返るきっかけを与えてもくれたのでした。

ちなみにTVドラマは、毎週土曜の21時から日本テレビ系にて(2013年12月にて終了。求!TVも続編!)