今日は「建国記念の日」なんで、日章旗をやけに目にします。
といってもたぶんご近所限定かも?
やっぱり古くからある御屋敷町の名残なんでしょうか。
年々少なくはなっているものの、この街に引っ越してきたころから、祝日となると、立派な門構えというわけでなくとも日の丸の旗が当然のように飾られるお宅が多い気がします。
それって、昭和の子ども時代を送った世代には懐かしい光景。
とはいえ、どうも私の場合、はためく日章旗を眺めているとおなかがすく。
脳裏に浮かんでいるのは…これです。
日の丸弁当(笑)。
いつのころからか、明日は建国記念日かぁと暦を眺めると、これをやりたくなる。
で、前日の晩に研ぐ米には、雑穀はいれず、ワザワザ白米だけで炊いてみます。
うっ!ご飯だけでもおいしそう!生唾が出るなぁ~。
でも、これは今日のランチまでおあずけです。
「建国記念の日」の由来も一応。
そうね。
この日から連想するのが「日の丸弁当」ってのもあんまりだし(笑)。
まずは、現行法である祝日法の第2条。
この法律により、「建国をしのび、国を愛する心を養う。」とその趣旨を規定されているものです。
しかし、その偲ぶ建国の日というのは、日本の場合、ややファンタジー。
2月11日は、かつて「紀元節」と呼ばれた日
その日は、初代天皇である神武天皇が即位したと推定される日を祝日にさだめた1日でした。
古事記や日本書紀を紐解かれた経験がある方はご存知でしょうが、神武天皇は、史実のヒトかといえばちょっと微妙。
私などにとっては、神話の世界のひとと言い切ってしまったほうがすっきりする存在で、アマテラスやらスサノオやら、もっと下ってオオクニヌシとかウミヒコ&ヤマヒコたちの奇想天外な神話で活躍された方というイメージなんですよねぇ。
実際、その即位の日も、科学的根拠に薄いと言われる「日本書紀」の記述がよりどころとされていたりする。
今日は、いいとか悪いとかはさておいて、日本の建国のユニークさを思い返してみる一日。
つまり…。
<日本という国は、アメリカの独立記念日(7月4日)とか、フランスの革命記念日(7月14日)とか、リアル史実がそれぞれ建国記念日である国とは、かなり違ったコトをよりどころとしているんだなぁ。>
…ということをあたらめて確認する日。
私は個人的に、そうゆう一日として過ごしています。
日章旗の掲げられる光景を懐かしみ、暢気に日の丸弁当作って楽しんだりしているけれどね。
さて、日の丸弁当はちゃんと包んで、一応、お子様ランチ用の旗も用意(笑)。
昼になったら何かおかずを作って、オトナ様ランチをいただいてやろうと思います。
…なに?オトナ様ランチって?(←勢いで言ったんで何も考えてない)
過去記事でこんなことも書きましたのでよろしかったら⇒「建国記念日」、昔は「紀元節」って知ってました?
◆今日は、2016年2月11日/旧暦1月4日/睦月癸亥の日
◆日の出6時33分 日の入17時18分/月の出8時05分 月の入20時18分