芸術の秋ともいいますね。そんな秋が嬉しくなっちゃうご近所・谷根千~上野界隈のイベント/10/22=旧9/22・丁丑

街にたなびく、紅色『  。』の手ぬぐいは、
芸工展開催中のしるし。

芸工展は、谷根千~上野桜木・池之端・日暮里界隈のエリアをそのまま会場にした文化祭…のようなもの。
それが、とっくに始まっているのはたなびく手ぬぐいで気ずいてた。

だけど、なんと明日10月23日で終了なんだって!

芸工展

うーん。
晴れの日が少なかった秋の悪影響ってこんなとこにも出ちゃうなぁ。
だって、曇りや雨の日に、ご近所をぶらつくなんて、あんまりしない…。

芸工展の面白さを、コトバで説明するのはやや難しいけど、いつもは開いてない家が会場になっていたり、街をめぐるスタンプラリーができたり。
ふらり、赤い手ぬぐい目当てにぐるり散策してみれば、百聞は一見に如かず。
今日と明日しかありませんが、ぜひ。(⇒公式サイト芸工展へようこそ

今年は、選択と集中で廻る「芸工展」。
旧平櫛田中邸に行って終わろうと思います。

平櫛田中は、高村光雲や朝倉文夫と並び、近代日本を代表する彫刻家。
かつて東京芸大の教授も務めた方ですが、そのアトリエだった家が上野桜木町にひっそりと残されている。

田中邸

普段も時々一般公開されているけど入館料300円…だったと思う。
それが、「芸工展」開催中は無料ではいれるのでした。

古い家好きの私としては、最低ここは外さずに…と思う。

今年は上野公園もアート三昧みたい?
「TOKYO数寄フェス」も開催中だった!

一昨日所要があって上野まで、帰りふらりと不忍の池を回ったら池のほとりが風船だらけになっている??

不忍池

なになになにこれ?
告知の看板発見!

数寄屋フェス

「TOKYO数寄フェス」…って?
で、その場でスマホ検索、勝手に解釈すれば…。

岡倉天心の『茶の本』の思想がコンセプト。
この本の中で天心が語った「数寄」というコトバに対して、アーティストたちなりの解釈を作品で魅せるみたい。

作品や催しはこんな風です。
数寄フェスプログラム

うーん、ヒカリや炎、シャボン玉といったインスタレーション作品が興味あるなぁ。
しかし、昨日は足を運べず。
今日行くのみですが、上の写真の風船のインスタレーションは夕方17時から。
その他は昼間からいろいろあるみたい。

そして、なんと、上野公園の桜並木もこれに併せて昨夜からライトアップ!
来年の1月15まで続くそうです。

谷中から上野にかけて「芸術の秋」をそのまま体現するような、今年のご近所の秋です。

◆今日は、2016年10月22日/旧暦9月22日/長月丁丑の日/月齢21.1日
◆日の出5時54分 日の入16時57分/月の出22時38分 月の入11時55分