東京の梅は、1月末ごろからちらほらと咲いていた。
たとえば、大雪の翌日行った皇居の庭。
花をつけている木はそう多くなかったけれど、梅の花があたりへ放つ華やぎはばっちり。
この日は積雪が深くて、大手門から平川門をつなぐ大通りしか入ることができず、がっかりしたけど、代わりに、梅の花が、入園者を人一倍歓迎しているように見えました。
そして、鷽替えの神事⇒節分祭と訪ねた天神様も、迎えてくれるのは梅の花。
五條天神さんは、紅い梅。(←白梅もあるんですが、根元から折れちゃって…(:_;))
湯島天神さんは、拝殿横の白梅が…。
今年は、寒波が何度も来襲したけど、梅の花は寒さ知らずなのかしら?
「立春」すぎれば、東京では梅まつりスタートです。
今年はまだまだ寒さが続きそうですが、風向きは時々春仕様の「南南東」とか「南東」とか。
となれば、いよいよ、梅の花も盛りだし、寒かった分時期も長い?
…と期待したくなる、美しい咲きっぷり。
今年も、東京都内は、亀戸天神が「梅まつり」の先鞭をつけ、2月4日からスタート(~3月4日)。
以降、私のおススメスポットは以下の日程のようです。
・湯島天神(「梅まつり」 2月8日~3月8日)
・向島百花園(「梅まつり~梅花彩る江戸花屋敷~」2月10日~3月4日)
・小石川後楽園(「梅香る庭園へ」2月10日~3月4日)
他には、小石川植物園の梅林、もちろん皇居東御苑の梅林坂へも。
…ああ、忙しくなりますねぇ~😊。
ちなみに、東京都内の公園・庭園・植物園にはけっこう梅の木率多しです。
梅の別名は「春告草」とか、東風を待つ「風待草」とか。
その名のとおり、梅さえ咲けば、もう春はそこまでとほっとする。
この花は、暖かさよりも先に、ささやかな安心を運んできてくれるかのようです。
◆今日は、2018年2月6日/旧暦12月21日/師走己巳の日/月齢20.0日
◆日の出6時37分 日の入17時13分 月の出23時20分 月の入10時10分