『花ごよみ365日』眺めて、外をうろつき雑草を摘んで愛でたつもり。普通の日々が戻ってきたらぜひ真似たい花あしらい

日々花・雨宮ゆか著『花ごよみ365日』を読了。

というか、凝視状態で眺めまわし、付箋付け作業終了。

はなごよみ365

といった感じである。
ああ、心地よい疲れ…。

この手のライフスタイルブックは何より好きだが、きりがないので購入はまれ。
しかし、本書は、書店で何度も何度も立ち読みし、けっきょく、立ち読みぐらいじゃこの本の多大なセンスと情報は把握できず。
と断念して購入した一冊である。

だってね。

表紙に飾られている<へびいちご>を見てもわかるように、飾られているのはその辺に咲く草とか花。
まずは、そこがわたし好みすぎ。

といっても東京都心なんかに暮らせば、木々に咲く花&葉っぱ(…も堂々と飾る、それがステキだっ!)なんかは植物園か庭園でみるだけですが。
しかし、雑草に関してなら、もう飾るに超参考になりそうでもあった。

立ち枯れた草や虫食いの葉っぱも飾って楽しい…とか。
お皿に水張り、そこに置くという飾り方。
花器とか飾ってる場所そのものもステキすぎて、それが真似できそうで真似できないってとこもいいな。

…って感じでもう買う意味万歳だったのである。

そして、自宅でゆっりとページをめくり…。

ああ、この樹ってこんな名前。
この雑草の名前はこんな風。

…まで教えてもらった。
つまり、365日毎日こよみがわりに花を飾った写真と添えられた一文を読みつつ、花の名前を知って、花々木々とさらに親しくなってゆけるというおまけまで。
花ごよみ365日
けっきょく、読了したら付箋が大量についてました。

書棚がこんな本だけの少数精鋭になる日を胸に、好きな本コーナーにそっとしまってみます。
もちろん付箋ついたまま。

↓野草雑草。どんな花でも飾り方次第。
雨宮ゆか著『花ごよみ 365日: 季節を呼び込む身近な草花の生け方、愉しみ方』