大雪の中、受験シーズンに突入いたしました今日この頃。
雪の中でも学問のカミサマ湯島天神あたりには、合格祈願に参った受験生の姿がちらほらと…。
で、受験とは関係ない私も、梅の開花状態が気になるもので、近いのをいいことに湯島の天神さんにふらふらと。
あれ、あの方は合格祈願の受験生でしょうか?
鳥居のところで一礼、拝殿でも二礼二拍手一礼と正式な作法。
社務所で買ったお守りを大切そうに抱きながら、さらに鳥居を出る前に一礼して去ってゆく。
…なんて姿に出会いました。
おお~っ!なんと清々しい。
が、ふと視線をずらせば、境内にいならぶ屋台には、合格団子とか合格甘酒とか…。
ぎりぎりの神頼みやら縁起担ぎを当て込んだ商売も目立ち、天神さまの苦笑されているお顔などが想像されます。
ふと、「参拝して筆を買うと受験にご利益がある」ともいう話を思い出し、社務所を訪ねてみれば、現代は筆ではなくて学業成就の鉛筆。
ということで、天神さまの鉛筆です。
ついつい授与いただいてしまいました。
いったい何の受験をするんだろう私(笑)。
いや正確には学業成就鉛筆なのでよいのです。
うーん、苦しい?
さっきの若者の清々しい姿につられたってことにしようかな。
実は、梅の神紋が施されて、非常に可愛いかったもんで…。
さらに、その1本1本には、学業成就にいたるための格言がかかれ、
「一歩一歩進め」
「困難にうちかて」
「日日の努力」
「自信は努力から」
「あせらず、たゆまず、おこたらず」
「人に頼るな自分でなせば叶う」
とこんな風。
これは、学業のみならず、人生そのものの課題成就のためのヒント。
「学ぶということは、よりよく生きるということです」そんな風に天神さまがきっぱりおっしゃっているようです。
…ええっと、そして…。
こちらは、ちょっとおいしそうだったゆえに。
合格梅干の文字にはちょっと笑う。
受験当日のお弁当に入れるのかな?
◆今日は、2014年2月10日/旧暦1月11日/睦月壬子の日