西新井大師の風鈴祭り、ぎりぎりセーフっ!広大な境内は、なぜだかすーっと風が通って涼しい場所。ああ、いかなくちゃ!/7/31=旧6/16・戊申

相変わらず暑いです。
カラっと晴れた空も日差しが強すぎて、ちょっと怖い今年の夏。

外出だって戦々恐々…って、でも、なんか忘れてるような…。

あっ、そうだ!

と、思い出したのは、夏の風物「風鈴」のコト。

西新井大師では、8月2日まで、風鈴祭りを開催中。

川崎大師のほうは、7月17日~21日までだったんで、ああっ!終わっちゃったかぁ…とややがっかり。

でも、西新井大師は、ぎりぎりセーフだったみたいです。

西新井大師 風鈴祭り

風鈴祭りには結構な規模の風鈴市がたち、この祭りに初めて足を運んだ時は、だだっ広い境内じゅうに、風鈴の露天がでるのかなぁ?
…って思っていたのですが、風鈴の見本を配して、ほしいのがあったら注文するシステム。

風鈴

全国各地から集められた風鈴の意匠が、それはそれは、いろいろいろいろ。
それが、非常に興味深く。
かなり時間を要してみて歩く羽目になる。

で、最後の落としどころは、やっぱりカワイイ江戸風鈴

江戸風鈴

なんですけどねぇ。

この風鈴は、手吹きガラス製。
外に吊るしても絵が落ちないようにと、器用に内側から、スイカや朝顔などの夏の風物が描かれているのが特徴です。
ほかの風鈴に比べて、薄く精緻で、まずは見た目も涼しく。

風が吹けば、丸いガラス部分に同じくガラス製の「舌」があたって、音も、ひときわ涼やかに思う。

夏の西新井大師は、広々とした境内にも、本堂にも、さわさわと風が通り気持ちがいい

ところで、この西新井大師。
暑い日々の参拝が案外おススメだったりもします。

風鈴の音も涼を呼ぶけど、昨年のこの時期、巨大な本堂を、扇風機まで設置して開放していた。
(今年はどうかな。解放切望!なんですが…)

本堂

どあーっと広く、いったいたたみ何畳あるんでしょうか?
中にあがる方々も、お参りというより、弘法大師さまの前で休憩って感じ。
実際、ひそかに居眠りしているひともいましたしね(笑)。

ああ、わたしも大の字になって寝てもいいなら、居眠りしたい。
…ってそれは無理か(笑)。

本堂から外を眺めるのも、なんだかとっても涼しげで…。

風が抜ける

そっと飾られた花々が、本堂を抜ける風にゆれています。

散々涼んで、帰路。

お参りの前に手を清めた手水舎の意匠を見返せば…

手水舎

なんだか、ここも涼しさを醸しておりましたしね。

ああ、あそこは、暑気払いには最適な場所!

暑い日差しを避けつつ、やっぱ、ちょっと出向いてみなくちゃと思います!
行くよ!

◆今日は、2015年7月31日/旧暦6月16日/水無月戊申の日/満月!
◆日の出4時48分 日の入18時47分/月の出18時25分 月の入4時18分