寒くなった東京では軒並み「菊まつり」スタート。そして私の菊まつりハシゴもスタート!/11/9=旧10/10・乙未

東京は、いよいよ菊まつり本番!

ということで、にわかにココロがせわしなくなる今日この頃です。
というのも、またまたその多くをハシゴしようとしてるからなんですが…。

ちなみに、菊まつりは、まずは主だったスケジュール確認が重要。

期間はけっこう長くとってあっても、天候やらシゴトの予定やらを加味すると、あっという間に見ごろを逃す。
そして、菊のコンデションを考えると、前半が勝負です。

ってことで、私のおススメ菊まつりベスト3。
というか、ここは外しちゃいけない菊まつりをここにまとめ、我が備忘録とする次第です。

1位! 新宿御苑の「菊花壇展」

っていきなりランキング?

しかも1位から紹介する話になって恐縮です。

が、この時期東京に来てる、あるいは住んでるならば、やはり万難を排して出かける価値ありの充実度。

新宿御苑の日本庭園エリアに、古典菊の展示がもう美しく。
晴れ晴れしく。

特に、「大作り花壇(おおづくりかだん)」は見逃せないし…。

大花壇

江戸時代の品種改良ブームで生まれた「変わりだね」の展示も必見ですね。

伊勢菊

カワイイですし。

ちなみにこの菊は、江戸時代に伊勢地方(=三重県の松阪市から津市あたり)で作られていた「伊勢菊」
花びらが長く垂れ下がるほど良い花とされているらしいです。

◎期間は、11月1日から15日まで詳細は、新宿御苑の菊花壇情報 – 国民公園協会サイト

2位!「すがも中山道菊まつり」

巣鴨地蔵通り商店街の入り口近くにある、江戸六地蔵尊眞性寺がメイン会場。

その目玉たる、大きな菊細工が毎年、超楽しみです。

昨年は「鳳凰」をテーマにポップすぎる展開でした。

鳳凰

毎年、ゆるやか~に、日本の神話あたりから題材をとっている気配があるんですが、この派手さにそんなことを忘れる。
もう、これを見れば、来る寒い冬もまあ、なんとか勢いで乗り越えられる気がするというものです。

他にも、中山道をテーマに小菊を配したジオラマとか、なんか不思議な雰囲気を纏ってるってのがバリュー。

◎期間は、11月6日~15日詳細は、巣鴨地蔵通り商店街サイト

3位!湯島天神 「文京菊まつり」

決して広くはない境内を効率よく使って、菊まつりのエッセンスを余すことなく展示。
…ってのが、この菊まつりの優れたところかと。

毎年、NHK大河ドラマをテーマにした菊人形もあるけど、私は、「盆庭」といわれる超大掛かりな菊細工が好き。

盆庭

たとえば、扇子を菊で作っちゃった昨年の「盆庭」は心に残る。
今年も見たいなぁ…(←同じのはないと思うけど、どうだろう?)

江戸時代から続く、「古典菊」も充実。

◎期間は、11月1日~23日。湯島天神サイト

…ということで、せめて、この三か所は外さないで出かけたいと今年も心に誓うのです。

そのほかに時間があれば行きたいのは以下。

・東京都観光菊花大会(日比谷公園)11月1日~23日⇒千代田区観光協会
・亀戸天神 10月23日~11月20日⇒亀戸天神サイト
・浅草菊花展(浅草寺)10月15日から11月16日⇒台東区のサイト

◆今日は、2016年11月9日/旧暦10月10日/神無月乙未の日/月齢9.4日
◆日の出6時11分 日の入16時39分/月の出13時17分 月の入り–:–