七十二候は、「霎時施(こさめときどきふる)」の日々に。でも降ってきたのは、銀杏の実でした。見上げれば空は秋晴れ!/10/29=旧9/17・戊寅

季節の暦・七儒二候は、今日から「霎時施」に入りました(10月29日~11月2日)。
「こさめときどきふる」と読んで、その通りの意味。

秋の空は、天高く馬肥ゆる秋…的な、秋晴れの日があったかと思うと、突然どんより曇って、冷たい雨がふったりやんだりの日があったり。
変化しやすいのが特徴です。

それって、爽やかな晴れの日は、移動性高気圧の乾いた空気のおかげ、そして、それと交互に低気圧もやってきて、少しずつ冬めいてゆくという。
季節の段取りみたいなものですね。

雨が降るのかなぁ…と、空を見上げていたら…。

降ってきたのは、小雨ではなく、こんなもの。

銀杏の実

銀杏の実かぁ。
そういえば、先ほどから、ちょっと独特なにおいが漂っているなぁとは思ってました。

ココには雌の銀杏の木があるのかな?

再度見上げれば、確かに銀杏の大木がそびえている。
ジーっと目を凝らして眺めれば…。

銀杏の実

ああ、たくさんなってますね。
あたりの地面には、まだポツンポツンとしか落ちてませんが、これからどんどん降ってくるのかな?

この匂いはアレ…ですが、グリーンとベージュのコントラストはおしゃれです。

私の記憶の中では…。

銀杏の実はまだまだ若く青々としてたんで、ちょっとびっくり。

銀杏

そして、季節の移りゆく速さに、かなりびっくり。
ああ、ここまでくると、もう本当に秋は終焉を迎えておりますねぇ。
とがっかりもする。

が、その足で、青果店をまわって、銀杏チェックをするあたり(笑)。

うーむ。店売りの銀杏は、まだまだ高いみたい。
とすると、拾って始末してみるのも一興かな?

実は、東京都の木がイチョウなだけあって、銀杏の生る場所も案外たくさんあるんですよね。
…まあ、ちょっとあの匂いは覚悟しないとだめだけど。

◆今日は、2015年10月29日/旧暦9月17日/長月戊寅の日
◆日の出5時59分 日の入16時50分/月の出18時29分 月の入7時31分