2月最初の午の日の今日は、お稲荷さんで「初午祭」の神事。特に東京で賑やかなのは王子稲荷に装束稲荷。/旧暦12/28・庚午

今日は2月最初の午の日「初午祭」。

お稲荷さんのご縁日は午の日で、2月のそれは特別に重要。(⇒理由はこちらの記事でよろしかったら)。

さっそく、部屋には江戸東京限定、初午祭の縁起物「火防の凧」を。

火防の凧

今日のご縁日を寿ぎつつ、乾燥つづきの東京、火事など出ぬようにわかにお祈りしてみたりします。

さてさて、本来ならば、王子方面へお参りに。

…と、さっそく出かけるとこですが、いやまてよ、今日は土曜日ですかぁ。

初午祭の日には、まずはJR王子駅の北に出て「装束稲荷神社」を目指す。

装束稲荷

小さな鳥居とお社があり、今日は、やはり賑やかしい。
お参りしたら、甘酒のふるまいもあって、大きな油揚げかったりしてちょっと楽しい。

そして、縁起物「火防の凧」も昨年のモノはお返しし、新たなそれを授与いただく。

そしたら、次にはJR線をくぐって反対側へ。
王子稲荷神社を目指すのです。

もちろんこちらにも「火防の凧」

火防の凧

こちらは奴さんのカワイイ凧ですが、私はここ数年、「装束稲荷の凧」を授与いただくと決めてるため見るだけです。

拝殿前でお参りしたら、できれば、お社の中の天井を覗いても見たいが、まあ混んでるのでむりだろなぁ。
(こちらの天井には美しい花々が描かれてそれは見応えたっぷりなのです。)

そして、いまや希少な「凧市」を眺め…。

凧市

ちいさな凧を買ったりもする。

帰りは参道に並んだ露店を冷やかし…。
うーん楽しそうだなぁ。

が、油断は禁物。
王子稲荷神社には、数年前からなぜか急な人出で、初午の日と休日が重なると信じられない大行列。
ちょっと遠慮したい待ち時間になってしまったのでありました。

ならば、せめて装束稲荷神社だけでもと思うのですが…。
お稲荷さんの眷属である狐さんは、装束稲荷にある場所で晴れ着に着替え⇒王子稲荷にお参りにいった。
という伝説に倣って、ちょっとこだわりたい、二社のお参り。

…ってことで、初午祭と土・日&祝日が重なる際は、遠くでお参り。

「火防の凧」さん。

どうぞあと一年、こちらにいらしていだだきたくっ。

お願いしますっ!

◆今日は、2019年2月2日/旧暦12月28日/師走庚午の日/月齢27.1日
◆日の出6時41分 日の入17時09分/月の出4時43分 月の入14時48分