今日は、冬と春を分ける「節分」です。午後から夕刻にかけ日本列島津々浦々にて鬼追いの行事が繰り広がる1日👹。/旧暦12/29・辛未

今日は、冬から春への「節分」。
神社仏閣ではあちらもこちらも節分祭です。

「節分」が明けた明日は「立春」、つまり季節の再スタートです。
と言うことは、今日は季節の大晦日…と言ってもいいかもね。

だから、今日は、こちらの神社、あちらのお寺などなどにて、新しい季節に向けて、邪気を払う豆まきの行事「節分祭」が繰り広がります。
仮に上空から一斉に眺められたらそりゃあ壮観でしょうねぇ…としばし妄想。

しかし、ほぼほぼ同じ時刻に始まってしまうので年に一か所しかお参りできないのが少し残念でもあるのです。(←開催がずれてたらハシゴする気満々の罰当たりは私です)

さて、こちらは、昨年お参りに行った亀戸天神の節分追儺祭

亀戸天神の節分祭

夕暮れ過ぎた6時スタートが珍しく(多くは、2時~3時スタートか。)ちょっと遠出してみました。
着くなりこんな人がぎっしりでびっくりです。

こちらの節分追儺祭は、赤鬼・青鬼がやってきて、神官と問答。

赤鬼さん

ああ、人が多すぎて写真が撮れないっ!コレが、問答の希少な証拠写真。

あっ、もちろん青鬼さんもいらしゃりましたよ。

青鬼さん

後ろ姿のみですし、ブレブレですが…とほほ。

鬼さんたちは、邪気の象徴なんですが…。

亀戸天神の太鼓橋に登場し、そこから本殿に向かってくる姿に、愛嬌すら感じ、悪者には見えない。
そして、神官vs鬼たちの問答では、当然のように鬼が負け、最後はこそこそと逃げてゆくというスタイルで、勇ましそうに見えてけっこう弱い。

節分祭では、しばしば…というかおおむね、鬼は悪いモノの象徴。

ですが、私には、ヒトが纏った邪気を代わりに背負って遠くに持ち去ってくれる存在にも思えるんだよなぁ。

だから、鬼さん、今年も悪いものをぜーんぶもっていってくれてありがとう。
とココロの中で礼を言う。

ってなわけで、節分の朝ともなると、さて今年はどちらの節分祭で鬼さんたちに邪気を持ってっていただこうか?
などと、思ってしまう。

今年は、インフルエンザ蔓延しまくる東京。
しかも、日曜にあたって、いずれの節分祭も一層の混雑…だろうなぁ。

まさか、ウイルスは、鬼さんたちの守備範囲外だろし、うーん。
実は、悩ましい節分の朝です。

◆今日は、2019年2月3日/旧暦12月29日/師走辛未の日/月齢28.1日
◆日の出6時40分 日の入17時10分/月の出5時31分 月の入15時39分