本日、二十四節気は「大雪」。暦の上では冬本番です。東京地方は、例年冬晴れの日々に突入だけど、今年はどう?/12/7=旧10/26・丁巳

今日は二十四節気の「大雪」です。

15日前の「小雪」の日でさえ、暦の文字に「雪」と入って、やや焦燥感が増しました。
そこに「大」の字です。
暦は、大雪の降る時期だと告げている、いやはや、つい数日前が夏だった気がまだ抜けないもんで、もう狐につままれた感じしかしません。

一応、『暦便覧』ではなんと解説しているか?
「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」だそうです。

「雪が降る」だけでなく、「重ねる」=積もる頃だから「大雪」なのだと言っております。

東京じゃあ、まだまだ雪は積もりませんので、
我が東北の雪景色を!

っていっても、昨年の年末の光景ですが…。

福島の雪景色

「大雪」というからには、やはりこのぐらいの光景が繰り広がんないと格好もつきません。

とはいえ、今年は、「小雪」に入ったばかりの11月24日、北海道はまれに見る大雪に見舞われ、札幌などは11月としては62年ぶりに積雪40cm超え!
こうなると、格好つかなくていいから、雪はもっと穏やかに降ってほしい。

東京地方は、雪の時期はまだ早く、「大雪」あたりから小春日和の晴天の日続き。

…なはずです、例年の記憶だと。
青空
というのも、過去に撮った写真を整理すると、12月上旬から中旬にかけて、スコーンと抜けた青空比率が多くなる。

今年も、ぜひとも冬晴れの日々を!と願いたく。

だってさ、秋晴れの日は、かなり少なかったもん。
加えて、日の出が遅く、夕暮れも早い日々は、テンションも下がり気味。
「大雪」って暦が告げようとも、短い日中ぐらい、カラっと晴れていただきたいんですが、どうでしょうか?

晴れた冬の日の晩は、湯たんぽを入れてぬくぬく眠りつく。

青空が目にまぶしい日々は楽しいけれど、夕暮れから翌朝までは放射冷却現象で、どんどん気温が下がって冷える。

うーん。やっぱ寒いのはなぁ…。
とも思うけれど、湯たんぽ入れて早寝してぐっすり眠れるのは冬の醍醐味。
…じゃあないですか?

キーンと冷えた早朝に、夜明けを待つのも楽しいもので、かえって早起きできちゃったりする。
個人的には、夏にはこうはいかないんだよなぁ。(←暑さが苦手すぎて、夏の方が遅寝遅起き&寝不足になりがち。)

昇ってくる太陽を待つ快感。

といっても、今年春に、我が東側の窓をふさぐようにビルが建っちゃったんで、太陽は拝めません。
日の出からだいぶたって、ビルの隙間から漏れた日差しが影を作る。

日の出

それを見て、太陽が顔を出したんだなぁ…と心で想像しております。

普段と違う静けさのなかで目覚め、不思議に思ってカーテンを開けて…。

そこに朝の雪の光景が広がる。
雪国育ちの冬の記憶ですが、こんな朝が東京にやってくるのはもう少し先。

雪景色の記憶

来年の2月ぐらいにあるかないかでしょうか。
そういえば、東京って、不思議なくらい、気候的には穏やかなんですよね。
なんでだろう?

◆今日は、2015年12月7日/旧暦10月26日/神無月丁巳の日
◆日の出6時37分 日の入16時28分/月の出2時21分 月の入13時56分