七十二候は「乃東生」に。馴染みないので、イメージの近い植物探し、あっ「琵琶」!そういやこの花今頃からひっそりと咲く。/12/25=旧11/27・辛巳

おっと!季節の暦・七十二候は、「乃東生」(12月21日~25日)に入っちゃってる!

しかも今日が最終日!
危なかったぁ…。

読みは、「なつかれくさしょうず」で、「乃東」=「乃東草(なつかれくさ)」、あるいは、「夏枯草(かごぞう)」とか「靫草(うつぼぐさ)」とも呼ばれる「草」のこと。
ウキペディアにも写真があるので興味があれば⇒ウツボグサ

で、暦は、この草が「生」=「芽吹く」ころだといっています。。

古人は、厳しい寒さの中で芽を出す姿に、希望をみたんだろうなぁ。

…でもねぇ、平成の世では、なんか、あまりにも身近感ないんだよなぁ。

平成の世なら、「琵琶白」としたらどうかしら?

読みは、シンプルに「びわのはなさく」でいいと思う。

琵琶の花

実際にいまごろ、ひっそり、白い花が咲き始める。

人の背よりは高い木。
しかも、緑の葉っぱに覆われた中で咲くんで、気を付けていないと見過ごすけど…。

おっ!

琵琶の花

こっちは、かなりぱっちり花開いてる!

年も明けて、しばし立てば、このまま白く存在感を出しても来るけど、いまはひっそり。
まだまだ、つぼみも多いしね。

琵琶のつぼみ

冬晴れのある日、ふと空を仰ぎ見た拍子に琵琶の花を発見!
しばし、それを、眺める姿。

ここに、古人が、新しい季節への期待を「乃東生」に感じたものと同じ気分をみてはどうか?
…なあんて。

琵琶といえば、
夏に実るオレンジの印象が強いから…。

これねっ!

びわの実

はじめて、冬に白い花咲かせる様子を見つけたときは、しばしカンドー!
カワイイ!
おしゃれ!

とけっこうテンションも上がりました。

だから、「琵琶白」には、身近でささやかなところに面白いものを見つけて充足する生き方みたいな意味も込めて…。
ってことで、今後は、「乃東生」の時期は、超個人的勝手七十二候「琵琶白」とさせていただこうと思います(^.^)/*

まあ、つまり、年末ぎりぎりまで古い暦つかって遊んでいるってことなんですが…。

◆今日は、2016年12月25日/旧暦11月27日/霜月辛巳の日/月齢25.6日
◆日の出6時49分 日の入16時34分/月の出2時51分 月の入13時57分