今日は、二十四節気の「立冬」。目には秋の光景、ふと感じるあれこれは冬。そんな日々にはいりました。/旧暦9/19・戊戌

今日は二十四節気の「立冬」です。

古い暦で「立」とつくのは、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の4つ。

いずれも、次の季節の気配を告げるコトバだけれど、それも季節の最終コースとなりました。

いつもの『暦便覧』も、「立冬」は、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」
つまり、「冬の気配」がたちはじめ、そろそろ冷える日々がやってくる…から「立冬」と言っている。

目に見える季節は、秋だけど、ふと感じるあれこれは冬。
そんな日々に入りました。

「立冬」過ぎれば、目立って変化するのは太陽のヒカリ。

今年は、すっきり晴れた日が少ないまま夏⇒秋と過ごしてきたから、たまの晴れた日ならなおさらです。

秋のヒカリ

窓から差し込むヒカリは、夏より眩しいけれど、影は長い。
あっと言う間に太陽が西の低い場所にいるからねぇ…。

暦が「立」と言ったら、次への季節の移ろいを楽しむ合図。

秋から冬は、様々な植物の枯れ具合が面白い。

例えば、夏を彩ったまま立ち枯れた、紫陽花とか…。

紫陽花の立ち枯れ

あっ!双子の風船葛っ!

風船葛

この中には、ハートの模様の種が眠る。

…みたいな、植物の楽しみ方は、いまだけのもの。

そうして、さあ、菊まつりやら、秋の庭園&公園やらにも繰り出しますっ!
そこに、3回ある酉の市も加えると、黄昏る暇なく、11月は充実の日々に、なってゆく。

あとは、日々のお天気次第、冬晴れの日々来いっ!

◆今日は、20117年11月7日/旧暦9月19日/長月戊戌の日/月齢18.3日
◆日の出6時08分 日の入16時41分/月の出19時37分 月の入9時03分戊戌