やってきました、花屋が、赤・紅・ピンクに染まる頃!
この時期、視界には赤系統の色が溢れているのも、花屋さんの品ぞろえのせいもある。
だってさ、こうだもん。
店先には「猩々木」と「篝火花」の群れ。
ふふふっ。
「猩々木」は「しょうじょうぼく」の読み。
そしてなじみの名前は「ポインセチア」。
「篝火花」は「かがりびばな」で「シクラメン」のこと。
たしかに、やさしい炎がゆらめく、篝火みたい。
ある時、花の和名を調べるのに凝って、見つけた名前。
どちらもカタカナの時より素性が分かって、いきなり身近になった。
「猩々(しょうじょう)」は、赤い毛の架空の動物。
「篝火花」は、そんなカタチしてますよね。
「猩々」は「星」の字を持ち、もひとつの花は「篝火」を焚くかのよう。
暮れ行く日々をそっと照らしてくれるかのような優しい意味持つ花なんだなぁ…と。
もちろん、聖夜によりふさわしい気分になるし。
だけど、今年も花屋の店先のプレートには、「シクラメン」と「ポインセチア」。
スッと澄ました感じで、身近感が消える。
…なんかちょっとつまんないなぁ~。
どこかの花屋さんで和名のプレートで売られてないかなぁ。
こんなどこにでもあるんだしさぁ。
◆今日は、2017年12月16日/旧暦10月29日/神無月丁丑の日/月齢27.6日
◆日の出6時44分 日の入16時29分/月の出4時32分 月の入15時18分