七十二候は「 麋角解」に。年内最後の七十二候となって、わが身は年賀状佳境!/旧暦11/10・戊子

七十二候は「麋角解(きわしかのつのおつ)」の時期です(12月26日~30日)。

と言われても、しばし「???」な暦のコトバ。
もしかすると、暮れも押し迫ってやってくるこれが、平成の世にいちばん馴染まないコトバかも。

いちおう紐解いてみますれば…。
・「麋(きわしか)」⇒「大きな鹿」の意味。
 もっとフォーカスして「ヘラジカ」を意味する場合もあるらしい。あの角のでかいやつね。ってか、日本にいたの?

・「角(つの)」⇒角のこと
・「解(おつ)」⇒角が抜け落ちる。

…ってことで、暦は「大きな鹿の角が、抜け落ちる頃」と言っています。

わーっ、やっぱピンとこないっ!

だけど、私としては、角が抜け落ちるに「解」の字を使っているのがちょっと気になるところ。
なにかふと、こたえ=「解」を得て、先に進める感じがしません?
鹿だって、不要に大きくなった角から解放されて、新しい日々。

ああ、私もはやく解放されたいっ!

何から?
ええーっと、かなり小さな作業で恐縮ですが。

年賀状

相も変わらず、元旦につくには25日まで投函…の日をゆうにすぎ、今年もバタバタと年賀状書きをいまごろ(-_-;)。

ここにきて、年賀状買ってない!
プリンターのインクがない!!
みたいなことが次々と発覚。

やっと材料整え、デザインも決め、あて名書きに入り…今に至る。

さすが、師走だわっと遠い目をして、今年のデザイン…とことん暢気な感じがいいなぁ…と見入ったり。
ああ、また脱線。

年賀状

私はインクジェット紙しか買わなかったけど、ほかのはどんなデザインなんだろ?⇒郵便局のサイト
眺めはじめしばし中断。

ちなみに…。

今年の年賀状は、この土鈴の犬を中心にデザイン。

犬の人形

佐賀県に伝わるのごみ人形というものだそうです。
年賀状のデザインじゃないけどなんか暢気そうなところが、セレクト理由。

が、あとで、東京在住ならば、江戸の縁起物玩具「籠かぶり犬」にすべきだったか?⇒籠かぶり犬の画像など眺めはじめまたまた中断。

うーむ。
暦は、「麋角解(きわしかのつのおつ)」とかいっても、なにからもまだ解き放たれない、やること満載の師走であります。
せめて、このやる気のなさから解放されたいっ!

◆今日は、2017年12月27日/旧暦11月10日/霜月戊子の日/月齢8.9日
◆日の出6時49分 日の入16時35分/月の出12時16分 月の入–:–