七十二候は、「魚上氷(うおこおりをのぼる)」の時期です(2月14日~18日)。
「氷」なんて言葉を使ってますが、これも春到来を知らせる暦アイテム。
凍っていた川面も池も、すぐ下はもう溶け始め、勢いよく泳ぐ魚が飛び出してくる。
そんな光景を言っているみたい。
ああ、寒いながらも春はもうそこまで来てる雰囲気満載ですね。
わが身は、ただいま福島の母の家にいて…。
暦が春のことを言おうとも、福島の空気はまだ「冬」です。
例年ならば、溶け始める雪もまだまだ根雪。
そこに夜半に雪降り積み…。
畑の作物も埋まってます。
うーん、見た目も寒いよぉ。
空を見上げたら視界に入ったのは…つららか?!
まあ、雪もつららも、大雪の地域に比べればカワイイもんなのですが…。
雪の下には、もしや春が埋まってないかなぁ…。
と、洒落で掘ってみたら…おっ!
春がここにっ!!
蕗の薹ですっ!
七十二候「欸冬華(ふきのはなさく)」の時期(1月20日~24日)から、ほぼひと月。
福島と東京の日々は、このぐらいのずれで季節が巡ってゆくみたいです。
◆今日は、2018年2月14日/旧暦12月29日/師走丁丑/月齢28.0日
◆日の出6時29分 日の入17時21分/月の出5時21分 月の入15時50分