今日は東京の冬の風物詩「酉の市」の第二弾、「二の酉」です。いろいろ迷って今日こそは浅草「長國寺」へと。/旧暦10/6・己酉

「三の酉」まである年は、火事になりやすい?

…って、言い伝えのルーツは諸説。
私が一番好きなのは、酉の市にかこつけて吉原通いをするオトコたちに、おかみさんたちが釘さした。

「三の酉の今年は、吉原も火事になるっていうから、行くのはおやめよ。おまえさんっ。」

という、やんわり引き留め作戦が、いつしか江戸のうわさで広まった…ってやつ。

その舞台となった酉の市は、吉原とは目と鼻の先のここ「長國寺」の酉の市。

長国寺拝殿

まあ、敷地がつながってるんで鷲神社でもいいんですが、そちらはいつだって大混雑だし、こんな縁起物もありません。

防火のお守り

「長國寺」にて「三の酉」の年にしか授与いただけない「火防せ守り」
纏(まとい)の意匠が、なかなかに粋です。

山門横の大熊手もゴージャス、熊手守のバリエーションも豊富。

意匠もちょっと珍しい気がする。

長国寺の山門の大きい熊手

これを見上げつつ山門をくぐり、拝殿でお参り。

お参り終えたら、ぜったいいただいて帰る「熊手守」もここは、種類が豊富なのが魅力です(⇒長國寺のサイト)。

昨年は、そうとうにまよって、ひときわ豪華なこちらを授与いただいた。

長国寺の熊手守

今年調べたら「金運かっこめ守」という名前だったけど…うーん、ご利益はどうだったかな?
いや、食うにはこまらなかったんだし、ご利益はあったね😊。

さあて、今年はとちらの熊手守を授与いただこうなかぁ。
帰路は、「切山椒」も忘れずに。

◆今日は、2018年11月13日/旧暦10月6日/神無月己酉の日/月齢5.8日
◆日の出6時14分 日の入16時36分/月の出10時58分 月の入21時08分