梅雨空のしたでも、ささやかで面白い実り。
今年は梅雨の日々もけっこう爽やかな日続きで、ついつい、遠回りして植物観察が増えます。
そして、気になるのは梅・琵琶・いちじく・柿とは違った(←いやこちらも大いに気になりますが😊)、ささやかな実り。
ささやかすぎて、ちゃんと見とかないとあっという間に時期が過ぎちゃうもんで、とにかくせっせと眺めつくします。
いちばんの気に入りは、ゴツゴツしたこれなんですが…。
山法師の実りはじめ。
爽やかな白花から一転、ゴツゴツしたその姿。
見つけると、ああ、もう夏近いなぁ…と思わせる。
こちらは花水木の実りはじめ。
花咲くころは、一緒くたに間違えられるだけあって、実り方も似てますね。
まあ、そもそも花水木は別名「アメリカ山法師」だし、もっと言えばどちらもミズキ科ミズキ属。
しかし、さすがに実となれば違いは明白。
そして、両者のこれからの変化も見逃せないほど面白いのです。
ご近所にこの樹があるなら要チェックですっ!
さて、見上げれば…。
おおっ!
いい感じに実るイロハモミジの実ですね。
ドラえもんのタケコプターみたいな姿して、もう少し充実したら、どこか新天地へとんでゆくんだろうか?
こちらは、桜の小さな実り。
街路の桜の樹は、実ってもここまでで、これからさくらんぼになることはないんですが、それでも見つけるとちょっと嬉しい。
しかしながら、やっぱ、さくらんぼ食べたくなりますけどね。
そして…。
あなたは、もしや、桃ですか?
ええっ!
この樹は、春に美しい桃の花咲かせてた花桃の樹のはずですが…。
観賞用だけだと思ったら、実るんだぁ…。
などなどなどなど、実は、植物観察は、この梅雨入りあたりから忙し。
ささやかなのも、果物に結実する実りはじめも盛んだし、花もいろいろ咲き始めるし…。
加えて、真夏は外をうろつきたくないので(←もちろん暑いからね)、この時期は雨にも負けず、曇り空にもめげず、精一杯うろつきまくるのみです。
◆今日は、2019年6月18日/旧暦5月16日/皐月丙戌の日/月齢14.7日
◆日の出4時25分 日の入18時59分/月の出19時48分 月の入4時57分