七十二候は「楓蔦黄」に。わが身は東北の街にて、色づく蔦(つた)に遭遇。紅葉狩りの季節ももうすぐそこかぁ…。/旧暦9/14・癸巳

七十二候は、「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」の時期です(11月2日~6日)。

「楓」=「もみじ」。
「蔦」=「つた」。
…が 「黄」=「きばむ」ってことで、読みも意味も簡単です。

東京の街は、まだ「楓」も「蔦」も、青色がくすむ程度で、今年もちょっと暦のほうが気が早い?

わが身は、ただいま東北の街。
暦の宣言通り、蔦は…。

ああ、色づいてますっ!

蔦の色づき

「黄」ばんではいず、紅く…ですが😊。

11月上旬は、父の命日なんで墓参のために帰省。
駅を降りて、何もない道をだらだら歩けば、迎えてくれるのがこの蔦…とか(まあ、あとはりんごとかすすきとか、いろいろあるにはあるんですけどね)。

蔦のいろづき

塀に沿って、結構先まで続いていますが、もう、こうなると正真正銘の晩秋の証。

東北の紅葉は、見ごろがもう山から里へ。
上野駅に貼られたポスターがそんな風に告げてもいました。

まだ色つかない楓の代わりといってはなんですが…。

さて、この福島の平地の界隈も、楓の色づきはまだみたい。

が、代わりに美しいのが柿の葉っぱ。

柿の葉のいろづき

今年も盛大な実りを見せて、さらに葉っぱも美しく色づきました。

なにやら、この美しく染まった状態の葉っぱでつくる柿の葉寿司もあるとかないとか?
あるなら、食べてみたいなぁ…とも思う。

東北・福島の街中の紅葉は、まだ、蔦と柿の葉あたり、あと桜とか。
とりあえず始まったばかりみたいです。

◆今日は、2017年11月2日/旧暦9月14日/長月癸巳/月齢13.3日
◆日の出6時04分 日の入16時45分/月の出15時48分 月の入3時23分