11月11日は、「折り紙の日」にして「世界平和記念日」。由来を知れば偶然みたいだけど、折り鶴がつなぐ素敵な偶然。/11/11=9/30・辛卯

11月11日は折り紙の日。

…でそのココロはまた語呂合わせかい?
と思ったら、正方形の辺の長さは、1:1:1:1の比率だからなんだって。

おりがみ

折り紙って、真四角だもんね。
なーるほど。

今日は第一次世界大戦終結を由来とした「世界平和記念日」でもあったりする。

と知れば、もうやるじゃん!と折り紙の日が今日であることを密かにたたえたくもなります。

だって、折り紙といえば、やっぱ、折り鶴でしょ!
そしてそれを1000羽折って作り、糸で束ねたもの「千羽鶴」は平和のシンボルですもの。

ああ、うまくつながった!

なんか、こんなに素敵なセンスを感じる記念日って他にないかも?

この折り紙は、今日の記念日にぴったりじゃあない?

折り紙の日と世界平和記念日が同じ日って素敵!
と思ったご褒美みたいに目の前に置かれた、万国旗柄の折り紙セット。

万国旗折り鶴

いやいや、ある日、文具屋をうろうろしてたら偶然発見しただけですが(笑)。

24カ国分しかないから「世界」というには少なすぎだけど、このアイデアはなかなかだと思う。

折り紙の状態だとへんてこりんな模様だけど…。

万国旗折り鶴中身

折ると広げた羽根が国旗の柄になるという仕組み。
さっそく日の丸を折ってみました…が無理あるかな?

日本国旗の折り鶴

パッケージを眺めると、ブラジルとかカナダとか、旗の中央の模様が小さい方が生えるみたい。
国旗折り鶴

あっ!でも、アメリカ(左上)やオーストラリア(中央)もかっこいい!

折り紙の英語訳は、そのまま「origami」

実際、それで立派に通じるから、てっきり折り紙の発祥は日本。
…って思ってましたが、折り紙の起源・発祥って実は謎なんだとか?

ええっ!ホントっ?!

ヨーロッパにも似たような文化があるし、紙の発祥が中国だから、紙を折って何かを表現するって「折り紙」も中国由来説があるらしい。

だけど、たとえば、上の写真のように万国旗の折り紙を作ってしまうセンスとか。
しかも折り鶴に折って、やっと国旗のカタチになる工夫とか。

この文化を深く楽しんじゃってるのは、私たちの国ニッポンをおいて他にはないと思う。

紙はカミサマに通じるもの?
日本人って、そう感じているとこあるんじゃあないかな。

「折り紙」という遊び文化ができるずっと前。

たとえば、供物を、紙を折って包んで、神事に用いたりしてた頃。
貴重な紙は、一度使って、神前から下げられて、平らに開いて、大切に保存したかもしれない。

たぶんね。

その時、折った跡=折り目を面白いとか思って、もっと美しく折って飾ろうと思った、私たちの祖先って絶対に居たと思う。
そして、紙も神も、音は同じ「カミ」だし、紙を折るって行為は、そのまま信仰にもつながっているんじゃあないだろうか?

とかいったらうがちすぎ?

つらつら、そんなことを妄想しつつ、今日は、折り紙をいろいろ楽しむ一日になりそうです。

◆今日は、2015年11月11日/旧暦9月30日/長月辛卯の日
◆日の出6時12分 日の入16時38分/月の出5時24分 月の入16時32分

↓なんかネットでもたんまり売ってるみたいです。