山上憶良バージョン「秋の七草」。
3つ目は「葛花(くずのはな)」といきたい。
郊外ならば「葛」は、駆除すべき雑草扱い。
今頃なら、道のガードレールと言わず、土手といわず、蔦がつかまる場所なら葛だらけ。
もちろん、葛花観察が可能なはずです。
が、空き地すら減少傾向の東京での観察スポットは、ここしかない。
向島百花園です。
ここには、風流な葛棚があって、最初観たときは驚きあきれたもの。(←田舎育ちには、上記のごとく、駆除しなければあたりに蔓延しまくる雑草だもん。)
しかし、うーん。
今年は、枯れ葉も垂れててもう咲いてない?
咲いてなかったぁ…。
実は、今年はかなり早い時期に花咲かせてたので…。
本日はそれを。
風流な葛だなで、美しく咲いてたのは7月下旬。
ややっ!ちょっと早すぎない?と思ったものでした。
それって、今年の7月が「梅雨寒」で夏っぽくなかったから、葛もちょっと勘違いしたんでしょうか?
こんな風に小さいのがたくさんたくさん咲いていました。
本来は、8月下旬から9月のお彼岸当たりに見ごろなんですが、覗いたら、その小さいのが枯れ枯れだった。
うーん、今年は、もう一回大きいのが咲くのかな?
いや咲かないだろな。
…ってことで、「撫子」に続き、3つ目も、秋に咲いてないけど秋の七草「葛花」でしたぁ(*’▽’)。
◆今日は、2019年8月31日/旧暦8月2日/葉月庚子の日/月齢0.7日
◆日の出5時12分 日の入18時11分/月の出5時42分 月の入19時00分