七十二候は「蟄虫坏戸」に。暦は「虫の冬ごもりの季節」と言うけど、虫たちには、やっと出会ったばかりです。/旧暦8/30・戊辰

七十二候は「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」の時期です。(9月28日~10月2日)

古い暦は「虫たちの冬ごもりの時期だ」と言い出しました。

がっ!ご冗談を!
夏が来るのが遅かったからか?
それとも、その夏が暑すぎたからか?
それともそれとも、経験したことのない超強力な台風のせい?

秋の虫たちの鳴き声といったら、やっと今が最高潮な気がするし、
そもそも、秋の虫たちがヒトの目に触れるようになったのはつい最近のことです。

いちばん多く目にするのはこの方たち。

蜻蛉(とんぼ)です。

かなり久々に遭遇した赤蜻蛉とか。

あかとんぼ

百日紅の赤色が気に入ってるのと言わんばかり。
そういや、百日咲くはずのこの花。
今年は咲くのが遅かったけど、花の頃は例年どおりにそろそろ終わり、今年は“七十日紅”なかんじです?

蜻蛉はいろんな色のに遭遇。
この茶色いのはなんて種だろう?

とんぼ

このグレイッシュなのはしおから蜻蛉でしょうか?

しおから蜻蛉

うーん、実はあまり詳しくない😓。

そしておまけ的に…。
ばった

シーズン終わりの茄子にとりつく精霊蝗虫(ショウリョウバッタ)とか(*’▽’)。

しかし、彼らははたして冬ごもりの越冬するんでしたでしょうか?
そこんとこもあまり詳しくありません😓💦。

そういや、暦が「蟄虫坏戸」といったらなじみの田んぼは稲刈りシーズン?

小石川後楽園の田んぼ。

田んぼ

秋虫たちの都合はよくわかりませんが、この田んぼの収穫は暦がこう言ったころだったかと(⇒10月3日みたいです。)。
ここは、農薬も化学肥料も蒔かずに稲を育てているらしく、秋の虫の宝庫でもある。
近々訪ねて、秋虫たちとの逢瀬も楽しまなくちゃと思いついた次第😊。

なので、暦の言う通りに冬ごもりされては、ちょっと困る季節ですね。

◆今日は、2019年9月28日/旧暦8月30日/葉月戊辰の日/月齢28.7日
◆日の出5時33分 日の入17時30分/月の出4時28分 月の入17時30分