七十二候は「閉塞成冬」に。そうそう冬の曇天の日はまさに鬱々してそんな感じ。美しい黄葉・紅葉見上げて、負けないもん(*’▽’)!/旧暦11/13・庚辰

七十二候は「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」の時期です。(12月7日~11日)

「閉塞」という字に「そらさむく」と、読みをあてているのが面白いところ。
確かにこの寒い時期に、お天気が悪いと閉塞感満載です。

暦は、そんなココロが塞ぎそうな冬の日々がやってきたと言っている?

でも負けないよ。
そういうときはことさらに空方向を見上げて…。

銀杏

美しく彩られた木々を眺めて深呼吸。

おおっと!
まだ、銀杏の紅葉狩り行ってないじゃんっ!!

銀杏の黄葉観察、私流。

そうそう、銀杏が色づいたら、個人的に回るコースが決まっている。

まずは、本郷は東京大学の赤門から大学構内へ…。

東大の銀杏

関係者以外の立ち入り禁止みたいな掲示があって「実は入っちゃダメ?」…とびくびくしつつも、特に止められることもないんでまあいいかと。

おおっ!観光客みたいな人がけっこういますね。
やっぱ、とりあえずいいのかな?

で、そこから銀杏並木に沿ってそぞろ歩き…。

銀杏並木

まだ緑色が勝ってる銀杏と、すっかり黄葉した銀杏が並んでいますが、この違いは日の当たり具合なんでしょうかね。

安田講堂前の銀杏並木までくると、またも観光客風の方々の撮影会みたいな様相。

安田講堂前

その観光客風の方々が映り込まないように、無理やり樹木だけ写すのにやや苦労しつつ…ここが一番黄色いかな。

そして、このちょっと先にある大好きな銀杏の木。

銀杏

並木も美しいけど、このすくっと1本立つ姿が美しい。

そして、その先の農学部へ。

農学部の銀杏

ここも美しく黄葉してるんですが、なぜかいきなりひと気がない。
いわゆる穴場ですね。

銀杏の黄葉狩りの終着点は、この場所。

上野英三郎博士とハチ公像。

ハチ公

渋谷のハチ公は、上野教授をひたすらに待つ姿が寂しくも見えるけど、ここには幸福感が漂っている。
銀杏の黄葉を背景に、上野センセとハチ公の再開のシーン眺めて「よかったね(*’▽’)」と思いつつ今年の1枚。

そうして、今年の銀杏黄葉狩り、一応の終了。

…とか言って、上野公園の銀杏の大木多数だし、もしかすると白金の自然教育園のあたりの銀杏並木も美しいし。
そうそう、明治神宮の代々木駅側も、まだ銀杏が美しいだろし…etc。

季節の巡りが遅かった今年は、紅葉黄葉狩りもあと少し楽しんじゃえそうです。

◆今日は、2019年12月9日/旧暦11月13日/霜月庚辰の日/月齢12.5日
◆日の出6時38分 日の入16時28分/月の出14時41分 月の入3時16分