二十四節気は「啓蟄」に。土中で眠っていた小動物たちは外へ外へ…と暦。つられて外出したら寒緋桜がすでに満開(*’▽’)/旧暦2/11・丁未

今日は、二十四節気は「啓蟄」です。

「立春」から始まった暦の春も、半月後の「雨水」を経て、今日の「啓蟄」でひと月です。
早っ(◎_◎;)。

いよいよ大地も温まりつつあって、地中にいた虫たちが登場!

暦が、ここでいう「虫」は、昆虫だけでなく「蛇」「蛙」「蜈蚣(むかで)」などなど。
まあ、ぜんぶ「虫」の文字が隠れてますけどね(*’▽’)。

暦が「啓蟄」といったら、ヒトだって「啓蟄」したいっ!

今年の春は、ウイルス騒ぎでヒト(←私)は蟄居中。
自宅でシゴトをする身なもんで、極端に外に出かけることなくなって久しいですが、暦が「啓蟄」とか言い出すと、ああ、出かけたい。

屋外ならよかろうと、出かけてみました。
…とびっくり(◎_◎;)。

寒緋桜

徒歩で不忍池と上野公園をぐるり。
そしたら、上野公園の「桜リレー」はもうとっくに「寒緋桜」にバトンが渡ってました

通常だったら、この光景は3月中旬のもの。

不忍池の弁財天を背景に「寒緋桜」だって…。

寒緋桜 弁財天

東京国立博物館を遠景に配した「寒緋桜」だって…。

寒緋桜 トーハク

まだ3月になったばかりだというのに満開です💦。

本来、いまどきは「寒桜」や「大寒桜」の頃だってのに、今年はどんだけ早回しなんだろ?

ちなみに…。

「寒桜」はほぼほぼ葉桜。

寒桜

ってかこの様子だと、とっくに葉桜になって久しい。

2番手の「大寒桜」は、満開の時を幾分過ぎたみたいだけど、今が見ごろ。

大寒桜

「大寒桜」と同じぐらいに咲いた「河津桜」は、花は終焉まじかで葉っぱが出始めていて…。
河津桜

なんとなく桜餅みたいな様相になってました。

今年の染井吉野の開花予報は早く、東京は3月17日
うーん、これは、私の勝手標本木のチェックも早々に始めなきゃ…と思った「啓蟄」の日々。

眺めるヒトはいなくとも花は咲く。
勝手に咲く…んだよなぁ。

◆今日は、2020年3月5日/旧暦2月11日/如月丁未の日/月齢10.5日
◆日の出6時06分 日の入17時40分/月の出12時33分 月の入2時31分