七十二候は「鶺鴒鳴」に。鶺鴒(せきれい)には遭遇ならずな秋口ですが、偶然、頭上で四十雀(しじゅうから)が鳴き出して、嬉しいやら驚くやら(*’▽’)。/旧暦7/26・己未

七十二候は「鶺鴒鳴(せきれいなく)」の時期です。(9月12日~16日)

古い暦が現役だった江戸時代。
いや、よくよく調べると、昭和の初めごろまでの関東エリアでは冬鳥だった「鶺鴒(せきれい)」
かつては、七十二候が「鶺鴒がやってきて鳴く」と言ってるように、秋めくいまごろ北のほうからやって来たんだろねぇ。

今は、通年東京の都心あたりにも暮らす留鳥に。

鶺鴒

うろつけば、けっこう気軽に遭遇できる鳥ですが、今年は外出しないもので出会えません。
写真は、昨年の秋彼岸に福島でであった鶺鴒。

ああ、ことしはこのまま会えないんだろかなぁ😢。

いや、あれは?

図書館へ本を返しにやむなく外出したら、頭上にスズメとは違う野鳥が一羽。
もしやこれは鶺鴒(せきれい)か?
とココロ浮き立つ!それなら暦通りだもん(*’▽’)。

しかし…。

四十雀

唐突に<ツーピーツ-ピーツーピー>と鳴きだしたんで、四十雀(しじゅうから)

そのまま眺めていたら地面に舞い降りてきたんで…。

四十雀(しじゅうから)

さらに記念写真を一枚。
ふーむ、やっぱり四十雀じゃないかなぁ。

でも、彼らが姿を見せるのは珍しいんで、私もリアルで遭遇するのは数えるほど。
まあその幸運にあやかって、今年は七十二候「鶺鴒鳴」の代わりに四十雀に鳴いてもらったことにしよう。

そういえば、今年は双眼鏡を買って野鳥観察をもっと本格化しようと思ってたんだよなぁ。
…とぼんやり思い出す。
うーん、これから秋・冬と観察が楽しい頃なんですが。

ああ、コロナ禍。
いっこくも早く去ってくれないかなぁと思うよ。

◆今日は、9月13日/旧暦7月26日/文月己未の日/月齢25.0日
◆日の出5時22分 日の入17時51分/月の出0時12分 月の入15時10分