二十四節気は「芒種」に。古い暦は穀物=米の「種籾」頃と言いますが、そろそろ、稲が青々と育つ田んぼが見られる頃です(*’▽’)/旧暦4/25・甲申

二十四節気は「芒種」です。

「芒」=イネ科の植物のこと
古い暦は「穀物の種蒔く頃」と言い出しましたが、それってやはり稲の「種籾(たねもみ)」を蒔く頃と言う意味だろか?

しかし、梅雨に入るか入らないかの今頃は、もう田んぼの苗は育ち青々としはじめる頃です。

田んぼ

古い暦が現役だった江戸時代は今頃からやっと種籾を蒔いたんだろか?

これも、よくある古い暦と現代の季節の巡りのずれなのか?
それとも、稲栽培の技術革新のおかげで、稲の栽培は早回しになった…とか?うーん、よくわかりません。

現代なら、二十四節気「芒種」は、田んぼの稲は青々と育ち始める頃。

…とすれば、やはり気になるのは、我が馴染みの都心の田んぼ。

小石川後楽園の田端に植えられた稲の成長ぶりだったりします。

小石川後楽園の田んぼ

この地は、かつて水戸徳川家の上屋敷があった場所で、この小さな田んぼは、2代藩主水戸光圀公の時代に作られたもの。
つまりこれは水戸黄門さまの田んぼです(*’▽’)。

当時はどんなロケーションだったかは知りませんが、今は、奥に、花菖蒲を望み。

小石川後楽園 花菖蒲

手前のあぜ道には、白い丘虎の尾(おかとらのお)が咲く。

丘虎の尾(おかとらのお)

もしかして、日本の中でも、かなり美しい田んぼなんじゃないだろか?

ああ、気になるなぁ。
眺めに行きたい!
しかし、ここはいまだ休園中。

…と思ったら、なんと!!昨日から開園しているみたいです!!!(←事前予約制ですが…。)

こりゃあ、外出自粛とか言ってないで行かなくちゃっ!!

◆今日は、2021年6月5日/旧暦4月25日/卯月甲申の日/月齢24.3日
◆日の出4時25分 日の入18時54分/月の出1時38分 月の入14時05分