七十二候は「鶺鴒鳴」だが、鶺鴒…に遭遇してないので、今年も勝手・七十二候「茗荷開」を楽しもう!…うっ!茗荷もまだ?仕方ないので写真で収穫妄想。/9/12=旧8/12・丁酉

季節の暦・七十二候は、今日から「鶺鴒鳴」に入りました(9月12日~16)。

「鶺鴒」=「せきれい」と読みますが、水辺に住んで、小さい体で長い尾を持つ鳥のこと。
その鳥が「鳴」=鳴く…つまり北からやってくる頃。
…ってことなんですが、実は、鶺鴒に属する鳥は、各種さまざま。

とりあえず、「背黒鶺鴒(セグロセキレイ)」の動画を見つけましたので、ああっ!あの鳴き声ねっ!
と思ってみてください。

覚えてさえいれば、今後、東京でもこの仲間に遭遇する確率は案外大です。
ちなみに、黄色いのとか、グレイとか、色合いや姿かたちもいろいろでかわいいものです。

この時期は、勝手七十二候「茗荷開(みょうがひらく)」を楽しむ!

とはいえ、鶺鴒にはなかなか遭えずじまいなので、やはり今年もこの時期は、自分で決めてる勝手七十二候を持ち出します。
正統七十二候が「鶺鴒鳴」と言い出すと、不思議に茗荷が安くもなる。

…いや今年は、ぜーんぜん安くならないっ!

しかたないので、写真を見て妄想。

茗荷

わが母の家の裏庭で収穫されてるだろう食べきれないほどの茗荷。
これを収穫した数年前。
たくさんある過ぎて瞼の裏にしばらく茗荷の残像が残ったほどでした。

高い茗荷を少しだけ塩漬け⇒味噌漬け

好みとしては、茗荷といえば、味噌漬け!
やっぱ今年も少しは食べたいよなぁ…と、数日前に買った高い茗荷塩漬けをのぞいてみる。

茗荷塩漬け

うーんもう少しかなぁ。

ここから十分に水分が抜けたら、味噌に静々と埋め
⇒しばし放置します。
水分さえ抜きまくれば、いつも味噌汁に使う味噌に埋めちゃってもオッケー(←水抜きが甘いとかびますので、自己責任で・笑)

ああ、しかしなぁ…。
今年は、野菜の旬も、花の見ごろも、少しずつ遅いみたい。

おかげで、リアルな気候に併せて作った勝手七十二候も、かなりずれずれ。
納得いかない、初秋です。

◆今日は、2016年9月12日/旧暦8月12日/葉月丁酉の日/月齢10.7日
◆日の出5時21分 日の入17時53分/月の出14時39分 月の入0時18分