七十二候は「腐草為螢」に。暦は、蛍の飛び交う頃を告げてますが、街暮らしは夏保存食仕込みの頃。今日は新生姜を仕込みました(*’▽’)/旧暦5/3・辛卯

七十二候は「腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)」の時期です。(6月11日~15日)

暦は「腐った草から、たくさんの蛍が生まれた」とか言い出しました。
いきなり語られるファンタジー?

実際、東京でも今頃が、蛍見物のシーズン。(⇒WetherNewsのサイトで出現情報が掲載されてます。)
この暦が現役だった江戸時代なら、いまごろ、あちらこちらの草叢に蛍が飛び交い始めたんでしょうね。

蛍は羽化するまでは土の中にいて、羽化の間際にいきなり登場するんだとか。
だから、腐った草から生まれたように見えたのかなぁ。
それとも、そんな風に見立てて楽しんでたのかな?

七十二候「腐草為螢」の時期も、夏保存食の仕込み中。

街暮らし者の私にとっては、七十二候「蟷螂生」から「腐草為螢」を経て「梅子黄」までが夏保存食の仕込み期間

近所のスーパーにもやっと立派な新生姜が出回り始めましたので、今日は、新生姜の酢漬け=
大好物のガリ
を仕込こみます。

新生姜

立派な新生姜をしばし眺めたら…。

薄くスライス
⇒サッと湯通し
⇒水気を切って
⇒漬け液に浸します。

新生姜を漬け液につける

ちなみに、漬け液は、酢+水+砂糖&塩(新生姜と同量の酢+その半量の水+砂糖大さじ1~2ぐらい+塩少々)を混ぜて軽く沸騰したもの。

作り方はこれだけ、簡単です。
いちばんの、注意点は、保存するビンを煮沸消毒(=大きい鍋で煮る)することかなぁ。

さあ、今年のガリも仕込み終わりました(*’▽’)。

新生姜を仕込む

このまま粗熱が取れるまで放置。
あとは、冷蔵庫で保存しますが、明日からもう十分食べられます(*’▽’)。

ああ、大好きなガリ・ライフスタートです。

◆今日は、2021年6月12日/旧暦5月3日/皐月辛卯の日/月齢1.7日
◆日の出4時25分 日の入18時57分/月の出5時30分 月の入20時39分