東日本大震災から11年。「もう」なのか「まだ」なのか?とか思いつつ防災グッズ点検し、今年ものその日を綴る物語を紐解く。/旧暦2/9・癸亥

東日本大震災を境に、以前と以後。
その見えない境界線を今日も思う。

あの日から11年の今日。
毎年変わらず、防災グッズの点検からスタートするのが決まり。

東日本大震災以後、もう以前のように無防備では生きられなくなったゆえの習慣です。

防災グッズ

まずは、外出時用。
・「マスク」数枚と「アルコール消毒ティッシュ」⇒コロナ禍以降の必需品
・「手書きアドレス帳」に「テレフォンカード」⇒スマホが使用不能になった時のため。
・「スマホの充電器&ケーブル」⇒これはもう超必需品
・「キャラメル」「クッキー」⇒帰宅難民化した時のちょっとしたエネルギー源に。
・「絆創膏」や「目薬」⇒ほかに衛生用品が必要な気もするけど、とにかくこの2つは最低持つ。
・「笛」⇒万が一、がれきの下敷きになったりなど、所在を知らせるためのもの。
・「水の入った水筒」⇒普段遣い用だが、近ごろは街に給水ポイントがあったりするので(無印良品など)、小まめに汲んでおきます。

劣化した絆創膏をきれいなものに替えたり、マスクも新しいものと交換。
スマホの充電器は充電されているか再確認。
笛も音が出るか確認したり、キャラメルも新しいものに交換したり、確認とメンテナンスを入念にする。

まだいろいろ必要な気もするけど、日常的な外出には、これぐらいが限度かなぁ。
それと、スニーカーか底のフラットな靴以外は基本履かなくなったのも「震災以後」の変化。

さて、これが終わったら、次は、家置きの防災グッズも点検です。

防災グッズの点検を終えたら、今年も震災関連の書を紐解こうか。

今年は、いろいろ迷って、小説にした。

希望の地図

重松清作希望の地図 3・11から始まる物語

不登校になってしまった中学生とライターの男性が、東北の被災地を巡る物語。
フィクションだけど、作家は、被災地を徹底取材したうえで描いたとレビューされていて気になっていた。

今年は、作家の眼で見たことをじっくりと味わってみようと思う。

ということで、防災グッズをまとめて、本を一冊。

今日は、外出先で暇を見つけつつ読み進みます。

…っていうか、昨日から読みはじめた山田風太郎著戦中派 不戦日記ももちろんまだ読書中。
この日々は、緊張感をもって対峙する書物を読む日々になりがちですね。

◆今日は、2022年3月11日/旧暦2月9日/如月癸亥の日/月齢8.4日
◆日の出5時58分 日の入17時45分/月の出10時53分 月の入1時13分