白い「夏椿」咲く。鴎外の庭にも咲いたら、眺めつつお茶…とささやかな予定を入れた。/旧暦5/15・丁卯

梅雨入りした東京。白いツバキ科の花が咲いています。

駅に行く道すがらに咲く「夏椿」をキャッチ!

夏椿

ご近所では、ここのがいちばん早く咲き。
となると??
…と出かけた図書館の中庭でも咲き始めてました。

「夏椿」というネーミングのせいか、私の記憶の中では、この花が6月初旬から咲くと思っていない。
だって、夏はまだまだ…と思いたいもんで(←夏嫌いです。)、「夏椿」もまだまだと思っているふしがある。

だから、ここの花が咲いても、毎年いちばん眺めておきたい場所に咲く「夏椿」をすっかり忘れ。

結局、いつも花のころを逃すのでした。

眺めたいのは、鴎外の庭に咲く夏椿の花。

かつて森鴎外が住んだ観潮楼跡は、今、「森鴎外記念館」というかなりモダンな建物になり。
しかし、その庭は、以前の古い図書館のころのまま残された。

その庭に「娑羅の木」という名の木が一本。
この木こそが、「夏椿」。

その清らかな白の花が、お釈迦様の涅槃のときにに咲いた「沙羅双樹」に似ているからとこう呼ばれるにいたった…とか。

森鴎外記念館には、この庭を眺められる場所にカフェがあって…。

お茶を一杯楽しみつつ「夏椿」
…といきたい。

いきたいけど、ここの花は、我がご近所のより、目と鼻の先にある図書館のより、ずーっと花咲くのが遅いのでした。
…つまりそのせいで忘れる。

しかし、今年は、大丈夫かも?

鴎外の庭展

牧野富太郎×森鴎外…のコラボかぁ。
こりゃあ、絶対みたいよねぇ。

じりじり待って、鴎外の庭には、昨日も「夏椿」咲かず。

…一応確認してきました。
なので、展示もまだ見ておりません。

そして、今日から私は、ちょっと所用があって、東北の母の家。(←実は筍とりです(^^♪)

帰京したら、こんな感じになってないですかねぇ~。

白椿

(これは、駅までの道すがらの夏椿の昨日のさきっぷり!こんなに花の時期がずれるんですねぇ。)

こんだけ咲いたら、牧野富太郎×森鴎外のコラボ(=「鴎外の庭に咲く草花-牧野富太郎の植物図とともに」)を鑑賞。
そのあと、カフェで「夏椿」をぼんやり眺めつつ、お茶をするのである。

咲いててね。
だけど、散らずに待っててね「夏椿」!

◆今日は、2017年6月9日/旧暦5月15日/皐月丁卯の日/月齢14.3日
◆日の出4時25分 日の入18時56分/月の出18時31分 月の入4時15分