そーいや、しばし眺めてなかった。
…と、思い立ち。
東京藝術大学の校舎を囲むように設えられた「Geidai Hdgde(藝大ヘッジ)」へ。
コロナ禍の日々にも、ここだけは定期的に植物観察だ!
と思ってたはずが、結局、昨年は一度も訪れなかった気が…。
さて、もしかすると3年ぶりのGeidai Hdgdeの植物観察です。
過去のブログ記事を調べてみたら、やはり春観察は、2020年3月28日。
ちょうど、染井吉野が満開の頃でした。
今年は、染井吉野の開花が早く、もはや満開近し。
しかし、Geidai Hdgdeの花は、3年前の春と同じくでした。
たとえば…。
草木瓜(くさぼけ)の花。
ちょうど花の頃を迎えております。
黄色い一重山吹は、咲き始め。
あちらこちらをポツポツと黄色く染めております。
そこに雪柳を加えると…。
春の染井吉野の頃の定番の花ですが、これも、盛りの頃まではあと少し。
躑躅(つつじ)も蕾がポツポツ目立つ。
ふーむ、ここの花々は、早くもなく遅くもなく、例年のように淡々と花の季節を迎えているようです。
その素性は、このガーデンきっかけで知った「姫榊(ひさかき)」
ふふふっ( *´艸`)、久しぶりの逢瀬ですね。
茎にへばりつくように花咲くこの種は、「榊」と同様に、枝葉は神事に使われるそうです。
そして、もうひとつ。
枝に白い花咲き、苺のような実が実る「紅葉苺(もみじいちご)」もここで初対面を果たしましたが…。
今年は、その花は見かけることがなかったなぁ。
せっかく植栽されても、消えちゃう種もあるんだろうか?
これは、再度確認に出向きたいとも思います。
堂々と、華やぎを見せている馬酔木の白に赤紫。
これも、いつものこのガーデンの華やぎです。
まずは、白の馬酔木を発見。
嬉々としてデジカメを向ける。
そしたら、「ちょっと、あなたっ!この紫はすごく珍しいからこれも撮って!」と、植物好きと思われるご婦人が唐突に声をかける。
ホイ来た!と撮ったのがコレ。
赤紫の馬酔木ってやっぱり珍しいんですね(*’▽’)。
「あらら、突然ごめんなさいねぇ」と件のご婦人。
「いやいや、やっぱり、馬酔木の紫は珍しいんですね?」
と、馬酔木を挟んで、しばし、植物の話が繰り広がりました。
私は、この「Geidai Hdgde(藝大ヘッジ)」のことを少し。
ご婦人は、豊富な植物の知識から少し。
植物園や庭園にて、植物好きの方とこんな感じで盛り上がることしばし。
しかし、このGeidai Hdgde(藝大ヘッジ)では初めてのことです。
この春は、なにか新しい動きがあるかな?
◆今日は、2023年3月23日/旧暦・閏2月2日/如月庚辰の日/月齢1.4日
◆日の出5時41分 日の入17時55分/月の出6時34分 月の入19時38分