皇居東御苑の植物たちも、それぞれに冬迎えの様相。千両・万両…ささやかに十両。おなじみの赤い実が色づき始めておりました(*’▽’)/旧暦9/28・甲寅

久しぶりに出かけた皇居東御苑は、花より実り。

立冬まじかの皇居の庭には、花咲くものは少なくて石蕗(つわぶき)「冬桜」ぐらい。

その代わりに、冬迎えの実りがそこここにありました。

たとえば「千両」

千両

街中では、まだこの赤い実を見かけることもないですが、ここは早いです。
なぁんか、この実の色づきを見ると、少し焦りますね。
師走に正月な気分っていうか。

しかし、同じく正月飾りの鉢として活躍する「万両」は、まだ青々

万両の青実

こちらは、まだ冬へのバトンを受け取ってません。

そして、ここには「十両(藪柑子/やぶこうじ)」も群生していたはずだが…ない。
ないなぁ…。

ああ、ここにいました(*’▽’)。

十両(藪柑子/やぶこうじ)

でもなぁ。
この一株だけで、一面たくさん生えてた百両は、もう消えちゃったんでしょうか、見つかりません。

かわりにと言ってはなんですが、これはもう赤く実りすぎにも見える「梅擬(うめもどき)」

梅擬(うめもどき)

もう葉っぱが全部散って、枝についているのは赤い実のみ。
そうなると、こんな迫力の実りになるんですねぇ…いやぁびっくり(◎_◎;)。

好きな「芙蓉」の実りも、遭遇できた!

今年は、我が街中でも逢いそこなった、芙蓉
もちろん花には間に合いませんでしたが、これには遭遇。

芙蓉の実

華やかな花も好きですが、この実りの時期がかなり好き。
このまま茶色く熟して、やがて、パカッと開き、種が詰まってるのも観察可能だったりするんですよねぇ。

さて…。

久しぶりすぎるからか、以前とは、少しずつ変化してしまったように感じる皇居の庭。

これは、気候変化の問題なのか。
それとも、訪問する人が極端に減ったのも、植生に何か影響を与えているのか。

いやいや、もしや、訪ねた時期の問題?(←下草を刈った後のような場所がけっこうたくさんありました。もしや、今頃はメンテナンスの時期なのかも。)

ふーむ。
年内のうちに、また、必ず来なくちゃね!

◆今日は、2021年11月2日/旧暦9月28日/長月甲寅の日/月齢26.7日
◆日の出6時04分 日の入16時45分/月の出2時37分 月の入15時22分