2011年3月11日以降のコト:落ち着く夕暮れ時

夕暮れ時に外出する。

斑入りの椿

計画停電のエリア外である街でも、道の街灯や店のライトを最小限にしてやや薄暗い。
しかし、暗いというより、落ち着いた佇まいにも見える。
銀座も各店舗は、ネオンサインを消しているんだという。
お店の開店時間も夕方6時まで。
できるんならば、もうずーっとこれでいいのではないか?

上空から世界地図のように地球を撮影すれば、日本列島だけひときわピカピカ輝いているそうだけど、それって恥ずかしいことだと思う。
暗くてもこんな落ち着いた感じならば、このままで十分じゃないか。

というのも、こんな怖い原発、やっぱりいらないと思うからなのですが。
けっきょく有事に身を挺して働く人は、みな末端の現場のひと。
そのひとたちのカラダに長く続く害を及ぼす可能性がある。
さらに有事が進めば近隣のひとにも危険が降りかかり、さらに…。
そんな道具の意味って?

私達は、どのぐらいライフスタイルを変えれば、原発をなくしてゆくことが可能なのでしょうか?
今、いちばん知りたいのはそのこと。

地震が起こっても、そんなものが無かったならば、もっと救助に集中できたかもしれず。
危険と引き換えならば、不要な便利はとりあえずもういいです。