昨日の福寿草は、湯島天神の庭で発見!
実は、通りすがりにお参りがてら梅の様子を観察しに行ったのでした。
天神さまは明日2月8日から梅まつりがスタート!
ですが、梅はまだ、つぼみかやっと、咲きはじめといったところ。⇒開花状況はこちらにも(湯島天神公式サイト)
で、ここまで来たら、梅の花をモチーフにした御菓子がやはり気になるものです。
ふふふっ。
ピンクの花びらの「ふく梅」と、大きい梅型せんべいが「白梅」の青海苔と胡麻。
梅の見ごろはまだちょい先ですが、今日のおやつは、なんとなく梅尽くしの満開。
とりあえず、梅見の予習と洒落ました(笑)。
このまま全部いただいたら食べすぎですが…。
「ふく梅」は、湯島天神前の坂を上野側に降りて天神下交差点に本店を構える老舗・御菓子司「つる瀬」の名物菓子。
梅の花をモチーフにして桃色の梅餡をういろうで包み、中央にあるのは本物の梅干、しかも種入りですが、その意外な取り合わせが美味しいお菓子です。
「白梅」は、やっぱり老舗・江戸あられ「竹仙」のもの。
可愛い梅型に、一瞬、食べ惜しみしてしまいがちですが、さくっとひとくち食べ始めれば、青海苔も胡麻もふわり風味が立ち上り、1枚があっという間になくなってしまいます。
お店の場所は、「つる瀬」とは反対側、天神様から春日通りを本郷方面へ200メートルも歩けば、昔ながらのおせんべいのショウケースが目印代わりです。
こんな感じ。
おせんべいは、注文したら、すべて、このショウウインドウのケースからその都度袋詰めしてくれます。
道真公を祀る天神さまには、梅がつきもの。
神紋も梅であれば、いずれの天満宮の敷地内にも、梅の木が植えられるのはお約束。
その多くは梅見の名所にもなっています。
そこに加えて、湯島天神は、東を「つる瀬」の「ふく梅」、西を「竹仙」の「白梅」と可愛い梅のお菓子が脇をかためているかっこう。
湯島の界隈は、天神様のおかげで、愛らしい梅の花に縁の深い場所になっているってわけですね。
★今日は、2014年2月7日/旧暦1月8日/睦月庚戌の日