七十二候は、8月28日から「天地始粛(てんちはじめてさむし)」(~ 9月1日)。
それに併せたように、最終日たる今週は、急に肌寒い日々が続きました。
そして、そのまま、関東地方は、今日で夏休みも終わり。
なんか、ちょっと寂しいかも。
って、暑い暑いと鬱陶しがってたってのにいいきなものかな(笑)。
と思いつつも、望みは、今年は、夏から秋にすんなり行くといいなぁということでして…。
なにせ、ここ数年。
ダラダラと暑い日々が続き、突然、寒さ来襲という、潔すぎる季節の変わり目。
今年こそは、カラッと美しく晴れた青空を眺めつつ、秋の日々を楽しみたいものです。
と願いを込めまして。
はなはだ、発作的ではありますが、本日のテーマは、秋の草々の予習とさせていただこうかと、あしからず。
山沿い方面では、もう秋の七草がそろいはじめておりますよ。
…って、実は、以下の写真は、お盆休みに行った、山形の天元台高原→猪苗代と下る道々を少しだけぞぞろ歩き、そこで見つけた高原の花や実。
夏の写真を整理したら、けっこうたくさん出てきたので、このブログにまとめなくちゃ!
とにわかに思い。
思ったついでに、カレンダーを見れば、やばい!
今日って、8月最終日じゃんっっっ!と、やや焦り気味にて、ここにまとめている次第なのでした。
やっぱ、たった1日でも、9月に入れば、ちょっとタイミングを外した感じは否めませんもの。
これって、見方によっては、夏休み最終日、泣きべそ書いて宿題を仕上る小学生…みたいですかね。
ということで、まずは、秋の七草のひとつ葛の花。
そして、ススキ(=尾花)も秋の七草。
まだ、咲きはじめですね。
ちなみに、秋の七草は、<萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花>ということですので、うち、ふたつ見っけっ!
で、女郎花(おみなえし)は見つからなかったモノの、男郎花(おとこえし)はありました。
ちなみに女郎花は、ちょっと小ぶりで似た造作の黄色い花。
白いご飯を「男飯」、粟(あわ)のごはん「女飯」と言ってたと聞いたことがありますが、そこから来た名づけでしょうか?
待宵草もずいぶんたくさん見つけました。
都会の空き地では、ほとんど出会えない待宵草も、山沿いのあたりでは宝庫といった感じであちこちに咲く。
これは、高原の花。
夕方、宵を待って、黄色い花を咲かせるからこそのこの名前ですが、昼間っから堂々と咲いておりました。
そして、あけびがとり放題の様相
山方面には、こんな食べられるモノも豊富にみのっているようで…。
いつか、一週間ぐらい滞在して、野草や樹の実と戯れたいものと思う。
それは、これからの夏休みの宿題として記憶にとどめておくことにします。
ちなみに、秋の七草に関しては、9月以降、順次、このブログで紹介してゆく予定です。こうご期待!
◆今日は、8月31日/旧暦8月7日/葉月甲戌の日