七十二候は今日から「霜止出苗」。晩春に「霜」は実は珍しくないらしく。ココまで来てやっと新たな作物の芽吹き。/4/25=旧3/7・辛未

季節の暦、七十二候は、今日から「霜止出苗」に入りました(4月25日~29日)。
「しもやみてなえいづる」と読んで、いよいよ、霜が降りる季節は完全に終わって、稲の苗が成長する頃…といった意味。

外気はもう十分に暖かく、東京は、もう夏日に届きそうな暑い日もあったぐらい。
なのに「霜」の心配してたんだ?!

…と思うけど、晩春に入っても霜が降りるのは、実際にあり得る話なんだそうです。

ちなみに、気象台発の霜注意報は、冬ではなくて、3月から5月の期間限定なんだって知ってました?

晩春の霜こそ農作物には大きな迷惑。
いちばん油断ならない時期だったんですね。

「霜止出苗」にはいれば、農家では、田植えの準備。
街では植木ポットの芽吹きが目につきます

たとえば、通り道にはみ出した植木たちの群れの中に、こんな感じの芽吹きとか?

芽吹き

ずーっと酒枡で何の苗を育ててるのかな?と思ってたんですが、銀杏の苗みたいですね。

こちらは、民家の軒下のプチガーデニング?

プチガーデニング
いろいろ芽吹きがあるみたい。

そして…。

わが家にも「霜止出苗」。

芹の芽吹き

…先日お浸しにして食べた芹の根っこを水にさしておいたら、一本、新しい芽(?)が伸びてきました。

◆今日は、2015年4月25日/旧暦3月7日/弥生辛未の日
◆日の出 4時57分 日の入18時22分/月の出10時23分 月の入–:–