8年前の2007年までは、4月29日だった「みどりの日」。
その日は、現在「昭和の日」となって、「みどりの日は、5月4日に引っ越し。
で、今日は「みどりの日」です。
「祝日法」(国民の祝日に関する法律)によれば、今日は「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」一日。
ふーむ、そうかぁ~♡♡
それならば、ということで、タイトルのクイズとなった次第です。
満天星、深見草、面影草、二季草の答え、行きますっ!
「満天星」は、「どうだんつつじ」。
これは、パソコンのキーボードで「どうだんつつじ」と入力&変換すると「満天星躑躅」と出るので知ってるヒトは多いかも?
ちなみに、「満天星」と書いたのは、中国の思想家・老子の故事に由来。
<老子がこぼした霊水がこのつつじの木に落ちた時、壺状の玉になり、夜空いっぱいの星のように煌めいたから>…というコトらしい。
4月下旬から5月上旬はつつじ最盛、これもつつじの仲間なので、ゴールデンウイーク直前に撮ったどうだんつつじの丸く大きな株はもう満開でした。
確かに、茂った緑を背景に煌めく星かも?
「深見草(ふかみぐさ)」は、この花のこと
そう、「牡丹」の別名です。
「深見草」となったのは、朝鮮半島の「ふかみ」(朝鮮半島北部+中国東北地方にかってあった国「渤海・ぼっかい」=ふかみ)という場所から渡ってきたからなんだとか。
そこに、日本の文字を当てた?
派手で華やかな花だけど、寒い地方の花なんですねぇ。
「面影草」は、「山吹」
一重か八重かわからないけど、「山吹」は、「面影草」とか「鏡草」なんて別名を持つ。
由来は?
実は、このブログを書くにあたって図書館へ。
<昔、恋人どおしが悲しい別れをするときに、最後の思い出に、お互いの顔を鏡に映してそれを土に埋めた。すると、そのあとにこの山吹の花が咲いた>
…という伝説があるみたい。(『講談社園芸百科事典』ほか)
「二季草(ふたきぐさ)」は「藤」です。
この花は、晩春に咲はじめ、初夏の頃にも花を咲かす。
というコトで、2つの季節にまたがって最盛期があるので「二季草」っていうんだとか。
ところで、帰省中の福島の街では、この藤が最盛。
しかも、こんなところに伝って、自由奔放に咲いておりますっ!
ああ、もちろん藤の大木ではなくて、何かの大きな木に、藤が蔓で伝って花を咲かせたんですよ。
あれっ!何か飛んだ?
…藤を撮影していたら、カメラ越しに何かがヒューッと音出すように飛んでったような…。
おおっ!ツバメですっ!
福島の街は、「みどりの日」あたりが 「玄鳥至(つばめきたる)」なのかな?
本来の七十二候でいったら、4月5日~9日なんで、ちょうど一か月遅れ?
◆今日は、2015年5月4日/旧暦3月16日/弥生庚辰の日/満月
◆日の出 4時47分 日の入18時30分/月の出18時35分 月の入 4時49分