今日は、端午の節句…こどもの日。
…となれば、やっぱり、視界に入ってくるのは、ビルだらけの街でも意外に楽しく泳ぐ鯉のぼり。
ほんとうは、竜神大吊橋(茨城県常陸太田市にある本州一の長さの歩行者専用橋)にかかる1000匹の鯉のぼり…なんてのも、いつかは見てみたい。
東京ならば、それに匹敵しそうなのが、東京タワー。
今年も、東京タワーの真下で333匹の「鯉のぼり」+「巨大さんま」1匹は元気に泳いでいるはずです!
で、ちかごろ面白いな…と思っているのは…。
街中の公園とか川の両岸からロープを張ってそこに泳がす鯉のぼり。
これは、町会なんかが主体となって行っているみたい。
たとえば、JR新大久保⇔JR高田馬場で電車の窓から見えるこちらは、西戸山野球場公園にも鯉のぼりっ!
用事を済ませて、ここまで歩いて見に行ったら、その存在感にちょっと感動。
ちょっとアンティークな感じのものも気持ちよく泳ぎ。
こちらは、手作りしたのかな?
きっと、みんなタンスに眠らせっぱなしだった鯉のぼりに違いなく。
ああ、泳ぐことができてよかった~って鯉の声が聞こえて着そうな光景です。
で、これって、江戸人たちが、端午の節句ともなれば、江戸の街にこぞって鯉ののぼりを泳がせたのに通じているんじゃあないかしら?
なんてふと。
たとえばコレ⇒歌川広重 江戸名所百景 水道橋駿河台
似てません?
もちろん、江戸時代のように、富士山まで続く広大な空は失ったけど、開いた場所を自由に使って節句の縁起物を泳がせて見せた心意気。
東京にだって、まだまだ、こんな街にも鯉が気持ちよさげに泳ぐ場所があるみたい。
ちなみに、「東京 鯉のぼり イベント 町会」で検索したら、大掛かりなイベントに交じって、似たような試みが多数。
こりゃあ、来年は、ゴールデンウイーク前にせっせと眺めに行かなくちゃ…と、遠く福島にて思いを馳せる次第であります。
◆今日は、2015年5月5日/旧暦3月17日/弥生辛巳の日
◆日の出 4時46分 日の入18時30分/月の出19時32分 月の入5時28分