今日は、隅田川の花火大会です。
本日19時05分から、隅田川には、華麗な花火が打ちあがる予定。
さて、天気はどうかな?
我が家からも、こんなサイズですが、花火が見えます。
…いや、見えました。
2014年秋から、わが家の真ん前に背高なマンションが建ち、今年からはこの光景はなし。
悔しいから、音を頼りにキャンディサイズの花火を想像して楽しみます。
悲し~い!
じゃあ、隅田川まで身に行ってみる?
と思うと、どんだけ混雑してるかよく知ってるんで、重い腰が、さらにさらに重くなります。
ってコトで。
思い出綴る(?)、わが家から見えた隅田川花火集を!
た~まや~!
って、これ円盤型で面白いっ!
かーぎや~!
再び、たまやぁ~!
おっ、これはカメラの腕が悪いゆえに、かえってアートっぽい写真になった。
…って違うか?
2012年からは、スカイツリーの際から上がっているように見えて…。
これは風情があったなぁ。
このスカイツリーももちろん、まーったく見えなくなった(涙)。
そして、これが、最後の2014年の花火。
さよなら花火!
と思いつつシャッターおしたら、何かの偶然でお月様みたいに。
本物は、ちゃんと丸い花火だったかと思う。
隅田川の花火も、弔いの意味を持つ
今や完璧なエンターテイメント行事化しておりますが、これもお盆の行事のひとつ。
そもそもは、八代将軍吉宗の治世のとき、隅田川の水神祭&川施餓鬼供養をまとめて行ったのが、隅田川花火の始まりでして…。
幕府は、死者を慰霊し悪病退散を大川のカミサマに祈願する神事を執り行い。
同じ日、両国橋畔の料理屋主催で、川で亡くなった人への施餓鬼供養も行った。
その際の打ち上げ花火は、前年までの全国的な大飢饉と、江戸市中ではやったころり(=コレラ)による死者の弔いのためだった。
慰霊のひとつだった花火が、その後、「両国の川開き」として恒例行事に。
現代にいたるというわけです。
2011年東日本大震災による「自粛」によって、多くの花火大会が中止になった中、隅田川花火は、月遅れながらきちんと開催されたのもそんな理由。
というコトで、カタチが全く見えなくなったからこそ、今年は、静かに音を聞き。
自然のカミサマとか。
逝った人びとをいつくしんでみようかなと思ったりしております。
まあ、かつて自宅から見えたといっても、キャンディーサイズのささやかさ。
…だったんですけどね。
だけど、長い間、建物ばっかの都会に住んで、こんな贅沢な経験ありがとう。
って感謝もしよう。
するべきだな、とブログ書いてて思いました。
◎隅田川花火大会の詳細情報はこちら→第37回隅田川花火大会公式サイト
◆今日は、2015年7月25日/旧暦6月10日/水無月壬寅の日
◆日の出4時43分 日の入18時52分/月の出12時56分 月の入23時56分