今日は、二十四節気「大寒」です。
今年は暖かな冬ですが、それでも「大きな寒さ」がやってくるころになりました。
数日前の18日には、東京でも雪が降って、朝起きたら、こんな感じだったし…。
(いや、実は空き地のとこにビルが建ったんでこれは昨年の写真。きっとこんな風だったとは思う)
天気予報では、なんと今週末も雪だるまマーク!
一応、いつもの『暦便覧』は何と言っているかといえば「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と。
「寒い」ではなく「冷ゆる」と使うあたりが、さらに寒いイメージを盛り上げますね。
それが「至り」=最高の状態になり、「甚だしき」=その程度が普通じゃない、すごすぎ…みたいな?
だから「大きな寒さ」ってことですね。
暖冬だ暖冬だ!と言われた今年も「小寒」(1/6)からは寒かった。
昨年も同じことを言ってますが、この冬、初めて手袋の必要性を感じたのは、「小寒」の日。
それからずっと、外出時は手袋必須。
しかも、日暮れてから帰宅予定の日は、この極寒用も持って出た。
それと、ハンドクリーム。
急に寒くなったもんだから、カラダが冷えに極端に反応する感じなんですよね。
寒さとともに、空気の乾燥もひどくなったような気がします。
いつもはどってことない洗い物のあとなんか手の甲がカサカサです。
「大寒」以降に、寒さの底がやってきて⇒雪。そして春!
寒い寒いと思いつつも、実はここまでくるとちょっとほっとしてしまうのは、年末の「冬至」の時の気分に若干似てます。
というのも極まれば、あとは転じる。
…の通り、東京ならば、あとは「大寒」から節分、もしかして「立春」すぎあたりに、雪が降って積もって…。
すると、街のあちこちに雪だるまが出現したりして…。
冬の寒さを憂いてる?
こっちは暢気モノだねぇ~!
なんて、写真の雪だるまコレクションを増やしてるうち、少しずつ春が来る。
もうここまで来ればあとは、新しい年の新しい春を淡々と待つばかりです。
となれば、そろそろ最後の寒さを楽しもうかなとにわかに思う。
暑すぎる夏も、寒すぎる冬も苦手な軟弱ものですが、これももう終わりとなると、いきなり惜しい気もしてくる。
…うーん。いい気なもんですね、私。
◆今日は、2016年1月21日/旧暦12月12日/師走壬寅の日
◆日の出6時48分 日の入16時56分/月の出14時29分 月の入3時50分