生姜がいとしいお年頃…いや季節/2/21=旧1/22・癸亥

いやあぁ、今日も寒いですね。
朝から晩までしんしん冷えて、近ごろ、外出先では、風邪ひきのかたも多数の模様。
その風邪ひき菌がいつ私の回ってくるのか戦々恐々の構えです。

ということで、この時期は、生姜を多めに購入。
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寒い時期には、このごっついカタチの生姜が大活躍です。

食事を整えるには、通年よく使う食材ですが、冬になると消費量があがるのは、「生姜湯」のせい。

今日は寒いなぁ…と思って、一杯、風邪かなと思ったらまた一杯という感じで、なんだかいつも飲んでいる。
すぐにぽかぽか温かくなる即効性もついつい習慣的に飲みたくなる理由でしょうか。

生姜湯の作り方は簡単で、擦った生姜と水グラス一杯分ぐらいを小鍋でぬるめに沸かし、そこに好みの甘味を入れて飲むというだけ、もうしわけないほどシンプルです。
もったいないので、気にならなければ、生姜の繊維もそのまま食べてしまいます。

ただし、甘味は、カラダを冷やさないものを選ぶのがポイント。
黒砂糖とかきび砂糖とか精製されていないものか蜂蜜、メープルシロップなど。
白い砂糖はカラダを冷やすので生姜湯には使いません。

それと、ぬるめに沸かすというのも実は重要。

生姜の辛さは、ジンゲロールとショウガオールという成分によるものですが、この成分が生姜の肝。
ジンゲロールは免疫力を高め、ショウガオールには血管を広げ血行を良くしカラダを温めるという機能があるんだそうです。

ただし、熱を加えるとジンゲロールの量が減り、逆にショウガオール成分が増加するという特徴があり、どうせ生姜湯を作るなら、ぬるめの方が両方の効果が期待できる…かもということです。

このことを知ってから、特に風邪を引きそうな時に飲む生姜湯はぬるめが習慣となりました。

◆今日は、2014年2月21日/旧暦1月22日/睦月癸亥の日