今日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。
「立春」からはじまった二十四節気ですが、もう3番目の節気!
二十四節気は15日毎ですから、15日×2=30日かぁ…。
ぼやぼやしてると、あっという間にひと巡りです。
のんびり季節の変化を楽しみつつ暮らすつもりで気にし始めた、二十四節気&七十二候ですが…はて、かえって追われている気もする今日この頃です。
…暖かくなってきたからまあいいか。
一応、『暦便覧』はなんと?
はいはい、「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と言っております。
「啓」=「ひらく」の意味。
そして、画数の多い「蟄」のほうは、蟄居(ちっきょ)(=門戸を閉じて、家の一室に籠ること)などというコトバに使われている文字。
つまり「じっとしている」ぐらいの意味なんでしょうね。
で、よく見ると、「虫」の字をもってますから「土の中で冬ごもりしている虫」となる?
ちなみに、ここでいう「虫」は昆虫だけでなく蛇とか蛙とかの意味もあるんだそうです。それぞれの文字は、ぜんぶ「虫」の字を持ってますもんね。
あたたくなったんで、じっとしていた虫・蛇・蛙などなどが、わらわら地上に這い出してくる時期
…ってことです。
確かに、小石川植物園にて蛙!
今年も出会ってしまいました!
今ごろは「木の芽時」とかともいいますが、今度はニワトコ!
「木の芽時」も「啓蟄」の頃をさすみたい。
で、そのとおり、うまそうなニワトコの若芽につぼみにも遭遇っ!
今度は、皇居東外苑です。
この時期、梅だ寒桜だ椿だと、暇を見ては日参するもんで、東京の真ん中付近に住んでいても、「啓蟄」らしい光景に出会えてラッキーかも!
とか思いつつ、私のココロを占めるのは「ああ、山菜の天ぷら食べたいっ!」だったりするんだよねぇ~♪♪
というコトで、恐れ多くも皇居の庭から採って帰るわけにもいかないし、これから、スーパーの棚をリサーチに行こうかと思います。
◆今日は、2016年3月5日/旧暦1月27日/睦月丙戌の日
◆日の出6時06分 日の入17時40分/月の出2時56分 月の入13時32分