「秋の七草」、このふたつは、至近距離で見てやっと可愛い…も共通項か?「女郎花」&「藤袴」/旧暦7/15・乙未

山上憶良バージョン秋の七草。
<…女郎花また藤袴>は、ちゃんと秋に咲く。

って、草々ごときで、奈良時代の貴族の方にいちゃもんつけるわけじゃあありませんが、平成の世では「桔梗(朝顔)」「撫子」は夏の花。

しかし、残る5つは、ちゃんと今から咲はじめです(´▽`) ホッ。

たとえば「女郎花(おみなえし)」

女郎花

そして「藤袴」

藤袴

暑いなかでもふと風が雲が秋めいたなぁとなると、ちゃんと咲きはじめるのが嬉しい「秋の七草」。

「女郎花」も「藤袴」も、超至近距離で観察して可愛い花です。

雑草風情なたたずまいだけど、実は、眺めたかったら庭園が確実…というのが実情。
東京でおススメなのは、皇居東御苑の二の丸庭園、あるいは、向島百花園ですが、この花を見に訪ねたら、とにかく寄ってじっくり愛でようっ!

「女飯(おんなめし)」⇒「女郎花(おみなえし)」と、艶っぽい名前を持つ意味も近寄ってなるほどっ!

女郎花

いや、腑に落ちるのは「飯」の部分だけで、艶っぽい意味は、また別なんですが…。
黄色い米粒みたいに確かに見える。

しかし、私としては、小さな星が、たくさん煌いてるように見て…可愛いっ!

「藤袴」だって、寄れば負けじと…。

藤袴

糸が躍ってるみたいな造形。
なかなかなセンスの良さと思わない?

…となると、奈良の貴族を気取って、どこかの草地で手折って飾りたいなぁ。
など思うのですが、平成の世では「女郎花」は、草地の自生地は減りに減り…ほぼまれらしく。

「藤袴」に至っては野生種は絶滅危惧種(実は「桔梗」もおなじく)!!

もしや、山上憶良さんが、詠ってくださらなければ、こうして、平成の世の一般庶民が興味を持って眺める花ではなかったのかも?

ちなみに、藤袴は、もう少したつと園芸種が花屋さんに登場。
しかし、この特徴的な“踊る糸”が咲くものではないんですよねぇ…。

◆今日は、2017年9月5日/旧暦7月15日/文月乙未の日/月齢14.4日
◆日の出5時16分 日の入18時03分/月の出17時34分 月の入3時50分