七十二候は「熊蟄穴(くまあなにこもる)の時期です(12月12日~16日)。
意味はそのまま読みの通り。
クマさんを代表的に扱ってますが、もちろんリスさんもカエルさんたちも、動物たちは冬眠の季節です。
…と暦は言う。
ならば、ヒトも!
と、そういえば、気づけば、うとうと眠い日々で、人間だって冬眠したい!
寒いとなんだか眠いんだよねぇ…。(←いやこれは年中)
暦が「熊蟄穴」というなら、樹々たちの冬眠観察へGO!
この暦の時期になると、ついつい眺めたくなるのがこうゆうもので…。
眠気覚ましには最適なんだなぁ。
いまなら、樹々は腹巻をして…。
いや😊。
これは「菰(こも)巻き」。
実は防寒ではなくて、ここに害虫をおびき寄せるためのモノ。害虫駆除の手法なんだそうです。
あるいは、前身巻きまくる。
ただしくは「霜除け」。
ああ、でも、ここにあった植物ってなんだっけ?
…と毎年思う。
春が来たら確認しようとして、結局、春夏秋は忘れてる😞。
背高の木は、きりりと吊り上げられて…。
「雪吊り」は、庭園率の高い東京だからこそ、気軽に眺めるのも可能。
とはいえ、ここに雪が降り積もった美しい景観は、やっぱ雪国に出向かないとみられないけどねぇ。
いや、今年の東京は寒いので、もしやチャンスはあるか?
ってことで、今年は、懸案の清澄庭園まで樹々の冬眠観察へ。
この庭園は、中央に大きな池。
だから…。
水面に映る雪吊りを愛でられるのがポイントで…。
内側から、雪吊りを見上げられる松の木が一本。
おおっ!
これは、他の庭園ではなかなか無いよ!
おっ!菰巻きにカワイイ梅が!
これもよくあるあしらいだけど、かなり近くで眺められるのがバリュー。
雪吊りの先端も、ここのはきりっとしてる感じだ。
ってことで、冬の一日。
東・東京の清澄庭園にて、樹々の冬眠観察堪能いたしっ!
◆今日は、2014年12月12日/旧暦10月25日/神無月癸酉の日/月齢23.6日
◆日の出6時41分 日の入16時28分/月の出0時44分 月の入13時04分