七十二候は「熊蟄穴」に。動物たちは冬眠の季節。ヒト(←私)は、庭園まで樹々の冬眠観察へ。/旧暦10/25・癸酉

七十二候は「熊蟄穴(くまあなにこもる)の時期です(12月12日~16日)。

意味はそのまま読みの通り。
クマさんを代表的に扱ってますが、もちろんリスさんもカエルさんたちも、動物たちは冬眠の季節です。
…と暦は言う。

ならば、ヒトも!
と、そういえば、気づけば、うとうと眠い日々で、人間だって冬眠したい!

寒いとなんだか眠いんだよねぇ…。(←いやこれは年中)

暦が「熊蟄穴」というなら、樹々たちの冬眠観察へGO!

この暦の時期になると、ついつい眺めたくなるのがこうゆうもので…。
眠気覚ましには最適なんだなぁ。

いまなら、樹々は腹巻をして…。

菰巻き

いや😊。
これは「菰(こも)巻き」
実は防寒ではなくて、ここに害虫をおびき寄せるためのモノ。害虫駆除の手法なんだそうです。

あるいは、前身巻きまくる。

空洞を覆う
ただしくは「霜除け」

ああ、でも、ここにあった植物ってなんだっけ?
…と毎年思う。
春が来たら確認しようとして、結局、春夏秋は忘れてる😞。

背高の木は、きりりと吊り上げられて…。

「雪吊り」は、庭園率の高い東京だからこそ、気軽に眺めるのも可能。

雪吊り

とはいえ、ここに雪が降り積もった美しい景観は、やっぱ雪国に出向かないとみられないけどねぇ。
いや、今年の東京は寒いので、もしやチャンスはあるか?

ってことで、今年は、懸案の清澄庭園まで樹々の冬眠観察へ。

この庭園は、中央に大きな池。

だから…。

水面に雪吊り

水面に映る雪吊りを愛でられるのがポイントで…。

内側から、雪吊りを見上げられる松の木が一本。

雪吊り内側

おおっ!
これは、他の庭園ではなかなか無いよ!

おっ!菰巻きにカワイイ梅が!

菰巻きに梅

これもよくあるあしらいだけど、かなり近くで眺められるのがバリュー。

雪吊りの先端も、ここのはきりっとしてる感じだ。

雪吊り先端

ってことで、冬の一日。
東・東京の清澄庭園にて、樹々の冬眠観察堪能いたしっ!

◆今日は、2014年12月12日/旧暦10月25日/神無月癸酉の日/月齢23.6日
◆日の出6時41分 日の入16時28分/月の出0時44分 月の入13時04分